ITEM2012 国際医用画像総合展―未来への先導 放射線診療の核心に迫り未来を展望する

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ITEM in JRC 2012 国際医用画像総合展

●一体型PET/MR,低線量・高画質の新しい血管撮影装置を出展(フィリップス)

2012年4月13日(金)

フィリップスエレクトロニクスジャパン
フィリップスエレクトロニクスジャパン

  フィリップスエレクトロニクスジャパンは,「Imaging 2.0(イメージング・ツー・ドット・オー)」をテーマに展示を構成。Imaging 2.0は,2010年のRSNAで発表されたコンセプトで「Clinical Colaboration & Integrartion(臨床面での協調・融合)」,「Patient Focus(患者中心)」,「Improved Economic Value(経済的価値の向上)」の3つを基本にして画像診断領域に新しい価値を提供する。日本では今回がはじめてのお披露目となる。ITEMでは初めての展示となるMRIの「Ingenia 3.0T」,CTの「Ingenuity CT」はもちろん,PETとMRIを一体化した「Ingenuity TF PET/MR」,血管撮影での大幅な線量低減が可能な血管撮影装置「Allura Clarity」など新製品が多数展示された。また,サーバ型マルチモダリティ解析ワークステーション「IntelliSpace Portal」,ワイヤレスFPDを複数の部屋でシェアできる第3世代の「Digital Diagnost」など注目の製品を紹介した。

ITEMでは初展示となったIngenuity CT。64スライスが加わり,iDose4やO-MARなどのアプリケーションも充実した。
ITEMでは初展示となったIngenuity CT。
64スライスが加わり,iDose4やO-MARなどのアプリケーションも充実した。
やはり初めての展示となるIngenia 3.0T。すでに日本では20以上の施設で稼働しており,日本の医療機関で撮影された臨床画像を展示した。
やはり初めての展示となるIngenia 3.0T。
すでに日本では20以上の施設で稼働しており,日本の医療機関で撮影された臨床画像を展示した。

Ingenuity TF PET/MRはモックアップ(模型)で展示された。対面したPETとMRIの間のテーブルが回転して検査を行う。PETはTOFが可能,MRIは3.0TのAchievaを使用する。
Ingenuity TF PET/MRはモックアップ(模型)で展示された。
対面したPETとMRIの間のテーブルが回転して検査を行う。PETはTOFが可能,MRIは3.0TのAchievaを使用する。

Ingenuity TF PET/MRによる臨床画像をディスプレイ。がん転移の全身のスクリーニングの画像。IntelliSpace Portalで表示している。
Ingenuity TF PET/MRによる臨床画像をディスプレイ。がん転移の全身のスクリーニングの画像。IntelliSpace Portalで表示している。

画像処理技術によって73%以上の線量削減と高画質化を実現したAllura Clarity
画像処理技術によって73%以上の線量削減と高画質化を実現したAllura Clarity

従来(左)とAllura Clarity(右)による頭部血管画像の比較
従来(左)とAllura Clarity(右)による頭部血管画像の比較

ワイヤレスFPDをシェアできる第3世代のDigital Diagnost
ワイヤレスFPDをシェアできる第3世代のDigital Diagnost
マンモグラフィではステレオバイオプシーユニットを展示
マンモグラフィではステレオバイオプシー対応ガイダンスツールを展示

超音波診断装置ではiU22 xMATRIXをアピール
超音波診断装置ではiU22 xMATRIXをアピール
iU22 xMATRIXの表面に独立した9220素子を並べたプローブ
iU22 xMATRIXの表面に独立した9220素子を並べたプローブ

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