ホーム 取材報告 ITEM 2012 国際医用画像総合展取材速報ヤケ(くもり)が発生しない放射線遮蔽用ガラスを中心に展示(日本電気硝子)
●ヤケ(くもり)が発生しない放射線遮蔽用ガラスを中心に展示(日本電気硝子)
2012年4月14日(土)
日本電気硝子は,ブースに放射線検査室の模擬ルームを設置し,放射線遮蔽用ガラス「LXプレミアム」をアピールした。一般的に,検査室の窓(操作窓)に使われる鉛ガラスは,水や薬品,血液などの付着によりヤケ(くもり)が発生し,良好な視界を保つことが難しいとされるが,「LXプレミアム」は鉛ガラスを特殊カバーガラスで挟み込んだ多層構造のため,ヤケ(くもり)の心配がなく,クリアな視界を保ってストレスのない検査環境を実現できる。このほか,鉛フリー放射線遮蔽用ガラス「LFX-9」や,放射線防護衝立「LX防護衝立」を展示し,医療従事者や,患者にやさしい検査環境を提案した。
検査室の模擬ルームを設置。LXプレミアム(左)と従来の鉛ガラス(右)を比較すると,その透明度やメンテナンス性を実感できる。 |
放射線遮蔽用鉛ガラスLX-57Bと特殊カバーガラスを合わせた多層構造のLXプレミアム |
マンモグラフィ装置の操作台の衝立などに使用される鉛フリー放射線遮蔽用ガラス「LFX-9(エルエフエックス・ナイン)」 |