ホーム 取材報告 ITEM 2012 国際医用画像総合展取材速報DRからPACS,超音波,生体情報まで発展を続ける数多くの新製品,最新技術を紹介(富士フイルムメディカル)
●DRからPACS,超音波,生体情報まで発展を続ける数多くの新製品,最新技術を紹介(富士フイルムメディカル)
2012年4月14日(土)
富士フイルムメディカルは,「先進の画像技術で,あらゆる診療シーンに付加価値を」をテーマに展示を行ったが,モダリティとITソリューションで構成されたブースでは,従来からの同社のコアでなるX線撮影装置のDR(FPD,CR),PACSのSYNAPSEはもちろん,超音波診断装置や生理機能システムなど企業買収や連携によって充実したさまざまな製品,ソリューションで多くの新製品を出展していた。DRでは,フラッグシップモデルの「BENEO」やSmartSwitchを搭載したDRのモバイルキットである「CALNEO flex」,マンモではデジタル式乳房用X線診断装置「AMULET f」とリアル3Dマンモグラフィが展示された。ITソリューションではSYNAPSEの新しい機能として発表されたばかりの「類似症例検索システム」,3D解析システム「SYNAPSE VINCENT」の新機能を紹介したほか,救急医療をサポートする「i-Stroke」の新バージョンや,4月から富士フイルムメディカルITソリューションズとしてスタートした生体情報システムを紹介した。
ISS方式を採用し低線量でのDR画像と線量管理ソリューション(WIP)を紹介 |
X線自動検出機能のSmartSwitchを搭載しモバイルでの運用を可能にしたCALNEO flex |
リアル3Dマンモグラフィに対応したマンモグラフィ装置AMULET f |
リアル3Dマンモグラフィのコーナーでは多くの来場者が高精細画像の立体視を体験 |
静岡がんセンターと共同開発した類似症例検索システム |
3D画像解析システムSYNAPSE VINCENTでは気管支解析など新しい機能を多数紹介 |
救急医療支援のi-Strokeではアンドロイドなどへも対応した新バージョンを展示 |
超音波コーナーではTOBが完了したSonoSiteの製品も展示 |