ITEM in JRC 2010

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エプソン販売株式会社
東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル24F
(プロダクトマーケティング部(BS) 関澤 浩明)
TEL 03-5321-4111

CD/DVDへのデータ書き込みとレーベルプリントを行うデュプリケータに,読み込み機能を追加

  地域医療連携の推進と医療機関のデジタル化によって,従来のフィルムによる情報提供から診療情報や画像情報のデジタルデータによる情報交換のニーズが高まっている。そういった用途に対応するのが,エプソン販売のCD/DVDデュプリケータ「PP-100シリーズ」だ。エプソン販売は,昨年初めてITEMに出展し今回は2回目になる。昨年は「何でエプソンが?」という反応が多かったが,今年は認知度があがったこともあってデュプリケータ目当ての訪問者も多く,ブース前は常に混み合っていた。(4月11日取材)

  2回目の出展だが,地域医療連携の盛り上がりを反映して注目を集めていた
2回目の出展だが,地域医療連携の盛り上がりを反映して注目を集めていた

●データディスクの連続読み込みに対応するCD/DVDデュプリケータ「PP-100シリーズ」

  今回も展示の中心はCD/DVDデュプリケータ「PP-100シリーズ(以下PP-100)」だが,新機能としてCD/DVDの連続“読み込み”の機能を紹介した。現在,医療機関では持ち込まれたディスクを1枚ずつウィルスチェックを行い,画像データなどを読み込んでいるが,今回の新機能では複数のディスクからの一括読み込みを可能にして,まとめて属性編集などを行った上で病院情報システムにデータの登録することができる。現在,読み込み用のソフトウェアをアレイと開発中で,発売は夏以降を予定している。また,アレイ以外のベンダーにも順次対応の予定。

  PP-100は,ディスクの書き込み機能とレーベルプリンタが一体化した装置で,1台でCD/DVDへの書き込み,表面の印字を行うことができる。横河電機やインフォコム,インフィニットテクノロジーなどPACSベンダー各社との接続実績があり,PACSから直接作成指示ができるほか,アレイのQRシステムを使用することでPACSや診断機器のメーカーを問わずに接続が可能だ。書き込み速度は,CDの場合でフルデータの書き込み4分弱,レーベル部分のプリントに約1分。また,コストは,メディア代(CD)を含めて1枚50円前後で作成でき,従来のフィルムに比べても大幅なコスト削減が期待できる。

  PP-100は1台でデータ書き込みと印刷ができ,フィルムよりも低コストで作成が可能
PP-100は1台でデータ書き込みと印刷ができ,フィルムよりも低コストで作成が可能

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