RSNA2020 キヤノンメディカルシステムズ
“Made Possible”をコンセプトにAiCEを搭載した最新のCT,MRIを中心に展示
2021-1-22
キヤノンメディカルシステムズは,美術館のイメージを取り入れたバーチャル・プライベートブースを構えた。CT,MR,UL(超音波),XR(X線),VL(血管撮影),MI(Molecular Imaging),HIT(Healthcare IT)と,モダリティごとにブースを設けて展示した。
CTブースでは,ディープラーニングを用いて設計された画像再構成技術の“Advanced intelligent Clear-IQ Engine(AiCE)”が,フラッグシップ機から80列CTまで展開されたことを紹介。また,新世代ADCT「Aquilion ONE/PRISM Edition」に搭載された“Spectral Imaging System”について,さらなる画質向上および心臓撮影やMetal Artifact Reduction技術との併用に対応したことを紹介した。さらに,90cmの大口径80列CTの新製品として「Aquilion Exceed LB」を展示し,放射線治療計画から救急診療まで幅広く対応可能であることを訴求した。
MRIでは,AiCEを搭載した3T装置「Vantage Galan 3T / Focus Edition」,1.5T装置の「Vantage Orian」を展示。ブースでは“AiCE CHALLENGE”と題して,1.5Tの画像がAiCEによってどこまで3Tの画質に近づけるかを見せるユニークなコンテンツを提供した。そのほか,圧縮センシング技術“Compressed SPEEDER”の3D撮像への適応拡大,PDFF(proton density fat fraction),R2*の定量値画像である“Fat Fraction Quantification”などの新技術を紹介した。
VLでは,「Alphenix Sky+」と320列ADCTの組み合わせシステムと,高精細検出器(Hi-Def Detector 1216)を世界初公開した。そのほか,MIではデジタルPET-CT「Cartesion Prime」とLarge Bore TOF PET-CT「Celesteion」を,ULではAplio i-series(Ver5.1)やAplio a-seriesのほか,“SWE”や“ATI”などの肝臓アプリケーションを紹介した。
【問い合わせ先】
キヤノンメディカルシステムズ(株)
https://jp.medical.canon/