RSNA2014 テラリコン - テーマ
“iNteract+”をコンセプトに,情報統合,共有・連携,高機能化を図るビューワ,ワークステーションを披露
2014-12-4
TeraReconブース
RSNA 2014 [第3日:12月2日]
TeraRecon(テラリコン・インコーポレイテッド)は,サウスビルディングの一角にブースを構えた。前回のRSNA 2013で示した“iNteract+”というコンセプトに基づき,3つのテーマ“Universal Viewing & Sharing” “Deconstructed PACS” “Advanced Visualization”を設けて,それぞれのソリューションのデモンストレーションを行い,来場者にPRした。
“Universal Viewing & Sharing”とは,医用画像などの多岐にわたる診療情報を統合して,参照や共有・連携を図るということ。ユニバーサルビューワの「iNteract+ iREVIEW」や参照用ビューワの「iNteract+ iEMV」を組み合わせたソリューションを示している。また,“Deconstructed PACS”は,iNteract+ iREVIEWやiNteract+ iEMVを用いて,従来のPACSの概念を超えて,システムや機能を組み合わせてユーザーにとって最適なPACSを構築するというもの。“Advanced Visualization”は,「Aquarius iNtuition」シリーズの高機能化による,読影環境の向上である。
テラリコン社は日本において,ワークステーションメーカーという位置付けになっているが,クラウドやVNA(Vendor Neutral Archive)といった技術の進歩に伴い,米国における同社は,さらに一歩先に進んだ製品やソリューションを提供している。今後,日本でも同社が提供するソリューションの分野がより広まっていくことが予想される。