RSNA2014 シーメンス - X-ray
ワイヤレスFDを搭載し“Multiple Advances in X-ray”を実現するYsio Maxを展示
2014-12-5
ワイヤレスFD対応フルオートX線撮影装置
「Ysio Max」
RSNA 2014[第2日目:12月1日]
Siemens Healthcare(シーメンス)のRSNA 2014の一般撮影コーナーでは,昨年のRSNA 2013で発表され,日本でも2014年12月から発売された,ワイヤレスFD対応フルオートX線撮影装置「Ysio Max」が展示された。Ysio Maxは,フルオートシステムによってX線管ユニットを電動で任意の位置に移動できるフルオートポジショニング機能を搭載。ワイヤレスFDに搭載された傾斜角度センサーの情報をX線管ユニットの液晶パネルに表示し,正確なアラインメントが行える“MAX align”などで,正確で素早い撮影をサポートする。
Ysio Maxに搭載されるワイヤレスFD「MAX wi-D」は,35cm x 43cm,厚さ19mm,重さは3.0kgでスリム化,軽量化を図り,機動性を向上させている。また,24cm x 30cm,厚さ16mm,重さ1.6kgの「MAX mini」もラインナップし,小児や救急撮影に対応する。
シーメンスでは,この新しいワイヤレスFDを中心に,固定型の一般撮影や透視装置,そして,移動型撮影装置を連携して運用することで,臨床的な価値や効率的な運用に貢献する“Multiple Advances in X-ray=MAX”コンセプトを提案している。展示では,Ysio MAXのほか,ワイヤレスFDを搭載したデジタル回診車の「Mobilett Mira」の後継機種で,MAX wi-Dを搭載可能な新機種「Mobilett Mira Max」が参考出展された(W.I.P.)。アメリカで販売されている透視撮影装置と合わせて,MAXコンセプトの利便性をアピールした。
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