RSNA2014 シーメンス - マンモグラフィ
検診からトモシンセシスまで対応するMAMMOMATのラインナップを紹介
2014-12-5
診断用で最高機種のデジタルマンモグラフィ
「MAMMOMAT Inspiration PRIME Edition」
RSNA 2014[第2日目:12月1日]
Siemens Healthcare(シーメンス)のX線のマンモグラフィのコーナーでは,同社の診断用マンモグラフィの最高機種である「MAMMOMAT Inspiration PRIME Edition」と,検診などのスクリーニングに対応する「MAMMOMAT Fusion」が展示された。両装置の外観はほとんど同じで,サイドの装置名がなければ見分けがつかない。MAMMOMAT Inspiration PRIMEは,α-Se直接変換方式FDを搭載し,散乱線の影響をソフトウエア処理で除去する画像再構成アルゴリズムを搭載し,グリッドレスで低線量撮影を可能にするPRIMEテクノロジーや,トモシンセシス機能(オプション)などで精密検査などに対応する高い診断性能を提供する。一方のMAMMOMAT Fusionは,RSNA 2013で発表され,日本では2014年10月から販売開始した。Inspirationで培われた技術を生かしながら,パネルについては,間接変換方式ながら直接変換方式と同等の空間分解能を実現しており,多くの検査やバスなどによる移動撮影での利用時にも安定した高画質を提供できるようになっているのが特長だ。