RSNA2014 AZE - テーマ
Medical Image Placeのコンテンツとして従量課金制のAZE VirtualPlaceなどのサービスを2015年より提供
2014-12-4
AZE Technology Inc/AZE Ltdブース
RSNA 2014[第3日目:12月2日]
AZE Technology Inc/AZE Ltd(AZE)は今回,キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)グループ入りをしてから初めてのRSNA参加となった。サウスビルディングに,3Dワークステーション「AZE VirtualPlace」とボリュームレジストレーションビューア「AZE Phoenix」を前面に出したブースを展開した(Booth 1759)。
医療画像事業の強化・拡大の方針をとるキヤノンMJは,医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」を開発し,2014年10月からAZE Phoenixを利用した「遠隔読影インフラサービス」を開始。これは,遠隔読影サービス事業者を対象に1検査(CTでは500スライスまで)あたり250円の従量課金制で遠隔読影プラットフォームを提供する。これにより,業務内容が多岐にわたり,運営負荷が高かった遠隔読影サービス事業者を支援する。なお,Medical Image Placeは今後,遠隔読影サービス事業者だけでなく,複数のサテライトをもつ医療事業団などへと対象を広げていく。
また,Medical Image Placeのコンテンツとして,遠隔読影インフラサービスにおいてAZE VirtualPlaceを従量課金制で利用できるサービスの提供を2015年から予定している。AZE VirtualPlaceによる高度な画像処理・解析を読影に生かしてもらうだけでなく,遠隔読影を行うさまざまな施設の医師にAZE VirtualPlaceを使用してもらう機会をつくるねらいがある。加えてMedical Image Placeでは,2015年前半から院内のデータを預かる「医用画像保管サービス」を,2015年後半からAZE Phoenixを使った「クラウド型PACSサービス」の提供開始を予定している。
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