2022国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2022)が開幕
——AI,放射線管理,DX,COVID-19をテーマとしたプレゼンテーションステージも企画
2022-4-15
最新装置・技術が一堂に会するITEMが開幕
2022国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2022)が4月15日(金)に開幕した。今回のJRCとITEMでは,「未来への潮流と変革 Radiology—A key for the paradigm shift」がテーマに掲げられた。会場のパシフィコ横浜展示ホールA(一部),B,C,Dには138社が出展し,総展示面積は7910m2となる。昨年に続き,実地開催とWeb展示「ITEM 2022-WEB」(3月15日〜5月18日)のハイブリッド方式で開催される。
9時30分から展示ホール1階エントランスエリアで開会式が行われた。開会式には,日本ラジオロジー協会(JRC)の金澤 右代表理事,第81回日本医学放射線学会総会(JRS)の村上卓道会長(神戸大学),第78回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)の白石順二大会長(熊本大学),第123回日本医学物理学会学術大会(JSMP)の西尾禎治大会長(大阪大学),運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)の山本章雄会長が出席した。
開会の挨拶に立った金澤JRC代表理事は,ITEM 2022の特別テーマとしてAI(人工知能),放射線管理,DX(Digital Transformation),COVID-19が取り上げられていることに触れ,「世界情勢をとらえたテーマであり,放射線科領域のさらなる発展にはAIとDX,そして安全管理,COVID-19への対策が欠かせない」と述べ,ITEMが盛会となること期待を示した。
また,山本JIRA会長は,出展状況について述べ,新型コロナウイルス感染症が影響しているものの現地開催の規模は昨年より回復していること,会場では消毒や入場制限などの感染防止対策も万全に行っていることを説明した。そして,「各社が出展しているイノベーティブな技術を,ぜひ実際に見て新しい医療につなげてもらいたい」と呼びかけた。
オープニングを飾るテープカットでITEMが開場し,金澤JRC代表理事,村上JRS会長,白石JSRT大会長,西尾JSMP大会長,山本JIRA会長が会場内を見学した。ITEM 2022は,JRC最終日の4月17日(日)15時まで行われる。