バルコブース

バルコは，最新の医用画像表示ディスプレイや映像配信・画像統合ソリューションなどを展示した。

2021年1月発売の高輝度カラーディスプレイ「Nio Fusion 12MPディスプレイ」は，30.9インチのワイド画面を採用。2台のワークステーションを切り替えて表示可能な“KVM機能”や，マウスカーソルの位置を自動判別し，操作していないディスプレイの明るさを抑えるDimView機能など，作業効率を向上する各機能を搭載する。

非圧縮低遅延4K外科画像伝送ソリューション“Nexxis”による映像配信・画像統合ソリューションでは，新たにリリースされた“NexxisLive”が展示された。NexxisLiveは，手術室内の画像をリアルタイムで外部と共有，双方向のコミュニケーションが可能で，教育目的などでの活用も期待される。

また，新製品のデジタルパソロジー向け27インチ8MP超高解像度ディスプレイ「MDPC-8127」は，同社初のデジタルパソロジー向け製品で，FDAの使用認可を取得し，“RapidFrame”（高速画像表示）が搭載されたほか，132%の広いsRGB色域をカバーし，10億7000万色の表示が可能である。

高輝度カラーディスプレイ「Nio Fusion 12MP」

新たにリリースされた“NexxisLive”。アノテーションの共有やチャットでのコミュニケーションが可能。

同社初のデジタルパソロジー向け27インチ8MP超高解像度ディスプレイ「MDPC-8127」