ネットカムシステムズブース

ネットカムシステムズは，乳腺画像診断ワークステーション「mammodite」の性能を，実機操作で体験できる展示を行った。今回，レトロなブースデザインで落ち着いてmammoditeを触ることができる空間を演出したネットカムシステムズでは，例年実機操作の予約が埋まってしまい，操作の機会が得られない来場者が多かったため，EIZO社製のモニタを3台，JVCケンウッド，バルコのモニタを各1台と，例年よりも多い5台体制で展示することで，より多くの来場者がmammoditeを体験できる機会を増やした。

mammoditeは，独自開発統合プロセスエンジン「APROS」による乳腺画像の高速表示や，ユーザーエクスペリエンスに基づく直感的なインターフェース，ワークフローを向上する各種機能など，乳腺診断に特化したユーザーニーズを追究したワークステーション。100%自社開発のため，スピーディな機能追加が可能なカスタマイズ性が特長の一つとなっている。

今回mammoditeには，ワークフローを向上するビューワの新機能やディープラーニングを用いて独自症例で学習を行ったAIの解析機能が搭載された。また，前回大幅な改善・追加が行われたレポート機能については，「日本乳がん検診精度管理中央機構（精中機構）」のマンモグラフィ施設画像評価を受けるためのレポート作成支援機能が強化され，施設認定を受けるための資料作成が格段に容易になっている。

個室ブースは通路と遮断されているため，人目を気にせずmammoditeの説明を受けることができる。

さまざまな環境が体験できるよう，各メーカーのモニタが用意されている。