JVCケンウッドブース

JVCケンウッドは，撮影室，診察室，手術室を想定したコーナーごとにディスプレイを展示，各シーンで最適な読影環境を実現するためのソリューションを，新製品も含めて提案した。

今回，新製品として紹介されたのは，マンモグラフィ画像表示用5メガピクセルの21.3型カラーモニタ「CL-S500」とモノクロ「MS-S500」。同社の「i3シリーズ」の新ラインアップで，高コントラスト2000：1を実現。新たな反射低減技術により，視認性を高めた前面ガラスフィルターや，手元を明るく照らし，暗室での読影をサポートするReading Lightなどの新機能が搭載された。さらに，カラーモニタ「CL-S500」は，画面内に混在するモノクロ画像とカラー画像をピクセル単位で自動的に識別し，最適な階調で表示する同社独自の技術「ダイナミックガンマ機能」も搭載されている。

また，2メガピクセルカラーモニタ「CL-R211」も展示され，スタンダードモデルでありながら，幅広い用途で使用可能であり，コストパフォーマンスに優れたモデルであることがピーアールされた。

そのほかに，カラー液晶モニタとして，2メガピクセル「CL-S200」や3メガピクセル「CL-S300」，電子カルテ表示用19型1.3メガピクセルモニタ「CL-R190」などが展示された。

また，手術室向け映像情報ソリューションとして，フルフラット大型モニタ「OPERION375」や「OPERION346」，4K対応カメラ（参考展示）なども紹介された。

ブース中央では，デスクやチェア，音響を組み合わせた理想的な読影空間を再現し，体感できるコーナーが設けられた。

21.3型5メガピクセルカラーモニタ「CL-S500」

21.3型5メガピクセルモノクロモニタ「MS-S500」。

手元を明るく照らし，暗室での読影をサポートするReading Light機能

2メガピクセルカラーモニタ「CL-R211」（左）と「CL-S200」（右）

フルフラット大型モニタ「OPERION375」