ITEM2019 富士通 取材速報 
VNAの“ユニバーサルビューア”など検査業務を支援する豊富なラインアップをアピール


2019-4-13

富士通


富士通ブース

富士通ブース

富士通は,医療情報システムの豊富なラインアップの中から画像診断や検査業務を支援するシステムやソリューションをピックアップして展示を構成した。

院内で発生する画像情報を統合的に管理する「HOPE LifeMark-VNA」は,ベンダーにかかわらずnon-DICOMデータや同意書などのPDFを統合的に管理可能なVNA(vendor neutral archive)を構築できる。展示では,VNAに保存されたデータを参照するための“ユニバーサルビューア”を,同社の電子カルテシステム「HOPE EGMAIN-GX」のマルチビューワ機能を使って電子カルテの画面にウィンドウの一つとして表示して統合的な運用が可能なことをアピールした。ユニバーサルビューア内の表示は設定で簡単に変更することもできる。

また,富士通はPACS・RISのソリューションについても豊富なラインアップを持っているが,その中から「HOPE LifeMark-PACS」,横河医療ソリューションズと連携して電子カルテとの親和性を高めた「HOPE LifeMark-治療RIS」,中小規模病院向けの電子カルテシステムのPACS・RISとして開発された「HOPE EGMAIN-LX生体・画像オプション」などを展示した。大規模病院向けの電子カルテシステム「HOPE EGMAIN-GX」向けのRISである「HOPE DrABLE-GX」では,放射線科医師による撮影前の検査チェックの機能などが強化されている。

そのほか,心臓シミュレータのデータを元にVR技術を使って心臓の動きや血液,電位などを視覚化する「Heart Explorer」,患者案内表示システムやLINEなどを利用したモバイル患者呼び出しシステムなどの“外来患者案内ソリューション”を紹介した。

HOPE LifeMark-VNAのユニバーサルビューア。電子カルテ画面内でVNAに保存されたさまざまな診療情報を参照できる。

HOPE LifeMark-VNAのユニバーサルビューア。電子カルテ画面内でVNAに保存されたさまざまな診療情報を参照できる。

 

ユニバーサルビューアは表示レイアウトをユーザーが任意に変更できる機能を搭載

ユニバーサルビューアは表示レイアウトをユーザーが任意に変更できる機能を搭載

 

HOPE LifeMark-PACSでは関心領域のみの3D画像が作成できる“ROI VR”を搭載

HOPE LifeMark-PACSでは関心領域のみの3D画像が作成できる“ROI VR”を搭載

 

HOPE DrABLE-GXでは撮像前指示などで画像検査業務を支援

HOPE DrABLE-GXでは撮像前指示などで画像検査業務を支援

 

中小規模病院向けのPACS・RISとしてHOPE EGMAIN-LX生体・画像オプションを展示

中小規模病院向けのPACS・RISとしてHOPE EGMAIN-LX生体・画像オプションを展示

 

患者案内表示システムやLINEでの通知など外来患者案内ソリューションを紹介

患者案内表示システムやLINEでの通知など外来患者案内ソリューションを紹介

 

●お問い合わせ先
社名:富士通株式会社
住所:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
TEL:03-6252-2572
URL:www.fujitsu.com

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