ITEM2019 EIZO 取材速報 
「Making Each Life Visual」をテーマに,新製品の電子カルテ画像表示モニタ「RadiForce MX216」や幅広いソリューションを紹介


2019-4-13


EIZOブース

EIZOブース

EIZOは,「Making Each Life Visual」をテーマに,診断・検査や医療IT,治療・手術などの幅広い分野の新製品やソリューションを展示した。

新製品の21.3型電子カルテ画像表示モニタ「RadiForce MX216」は,同社の「MX215」の上位機種で,関心領域のみに焦点を絞ることで画像の観察を容易にするPiont-and-Focus機能や,同一画面内でモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し,それぞれ最適な階調で表示するHybrid Gamma PXL機能を搭載。さらに,LEDバックライト搭載パネルにより,輝度180cd/m2の維持保証機関を,3年間かつ2万時間に延長したほか,省スペースも実現した。

また,現在開発中である,EIZO初の解像度12メガピクセル(横4200×縦2800ピクセル)の医用画像表示カラーマルチモダリティモニタが初めて展示された。同社の従来の最大解像度は「RadiForce RX850」の8メガピクセル(横4096×縦2160ピクセル)が最大だが,医用画像の量と種類の増大が見込まれることから,開発を進めてきた。発売は,2019年12月を予定している。

読影室ソリューションコーナーでは,EIZO独自のWork-and-Flow機能を搭載するマルチモダリティモニタ「RadiForce RX660」や,医療用音声認識ソフトや人間工学に基づいたデザインのデスクやチェア,マウスなどによる快適な作業環境を再現し,トータルなソリューションとして提案した。

手術室向け映像支援ソリューションでは,4K表示対応の32型ワイド手術用モニタ「CuratOR EX3241」や手術室向け画像統合表示システム「CuratOR Control Software」,手術映像記録・配信システムなどが展示された。

また,2018年3月にEIZOグループ傘下に加わったカリーナシステム(株)のONVIFトランスミッター「NVT-SDI」や「NVT-DVI」を展示した。さらに,統合基盤ソリューションコーナーでは,医療ITシステムの運用負荷軽減やセキュリティ強化に向けたサーバ製品群などが紹介された。

開発中の12メガピクセルモニタ

開発中の12メガピクセルモニタ

 

読影に最適な作業環境をトータルに提案するソリューション

読影に最適な作業環境をトータルに提案するソリューション

 

4K表示対応32型ワイド手術用モニタ「CuratOR EX3241」

4K表示対応32型ワイド手術用モニタ「CuratOR EX3241」

 

カリーナシステム(株)のONVIFトランスミッター「NVT-SDI」「NVT-DVI」

カリーナシステム(株)のONVIFトランスミッター「NVT-SDI」「NVT-DVI」

 

●お問い合わせ先
社名:EIZO株式会社
住所:本社 〒924-8566 石川県白山市下柏野町153番地
TEL:営業1部 メディカルクライアントソリューション課 03-5764-3404
URL:www.eizo.co.jp


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