ITEM2019 アゼモトメディカル 取材速報 
ユーザー目線の開発で簡単・スピーディに線量管理が可能な医療被ばく線量情報管理システム「AMDS」を紹介


2019-4-13


アゼモトメディカルブース

アゼモトメディカルブース

2018年に続き,2回目のITEM出展を果たしたアゼモトメディカルは,医療被ばく線量情報管理システム「AMDS(アミダス)」のデモ展示を行った。ブースは,昨年よりも拡大し,AMDSの製品モデル名である玄武・白虎・朱雀・青龍の四神をあしらったデザインで,行き来する人々の目を引いた。今回の展示メッセージは「使って,よかった,アミダス」。ブースではユーザーからのビデオメッセージも流され,ユーザーが実際に感じている“AMDSの良さ”が紹介された。

AMDSはモダリティやPACSと接続して線量情報を収集し,簡単・スピーディに線量の統合管理を可能とするシステム。個人別,プロトコール別の線量管理が可能で,DRLとの比較や,各医療機関で設定した検査ごとの線量レベルの確認が容易に行える。また,独自のリンケージ機能により,医療機関ごとやモダリティメーカーごと,装置ごとに異なる検査名を,DRLの検査名とリンク(紐付け)することができる。設定してしまえば,AMDS導入前の過去の検査についても適用でき,煩雑な作業をすることなく院内全体の線量管理が可能となる。また,操作画面や操作性をCTのコンソールやワークステーションに類似させ,自動化機能と高速処理機能を取り入れることで,使用者に負担をかけない設計となっている。

なお,AMDSは,CTを1台保有するクリニックから,中規模病院,大規模病院と,ユーザーの規模に合わせて,玄武・白虎・朱雀・青龍の4つのモデルがラインアップされている。

シンプルなUIでスマートなワークフローを実現したAMDS

シンプルなUIでスマートなワークフローを実現したAMDS

 

プロトコール別(CT検査)の線量管理画面

プロトコール別(CT検査)の線量管理画面

 

腹部CT検査の状況(線量や線量推移,条件ごとの線量分布など)を統合表示できる。

腹部CT検査の状況(線量や線量推移,条件ごとの線量分布など)を統合表示できる。

 

線量データはCSVファイル出力が可能

線量データはCSVファイル出力が可能

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社アゼモトメディカル
住所:〒104-0061東京都中央区銀座2-9-13GINZA-2-7F
TEL:03-6271-0829
URL:http://www.azemoto.co.jp


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