ITEM2012 GEヘルスケア・ジャパン
ブースインフォメーション


2012-3-15


●担当者からのメッセージ

GE

ブーステーマは,「Technology for healthier Lives」。
このテーマは,ヘルシーマジネーションを推進するために,製品開発においても単なる仕様向上のための製品作りではなく,これらのコンセプトにあった開発を行うことを表したものです。(ヘルシーマジネーションは,「想像(創造)力で医療の提供のされ方をより良い方向に変えてゆこう」という大きなビジョン。)
GE Healthcareブースではヘルスケア・カンパニーとして,ヘルシーマジネーションのコンセプトを基本に,ケアエリアを中心としたソリューションの紹介,また高齢社会に向けたソリューションの紹介をはじめとしたさまざまな新製品,最新のアプリケーションを紹介しています。

●主な展示製品

■Discovery PET/CT 600 & 690 Motion

Discovery PET/CT 600 & 690 Motion

Discovery PET/CT 600シリーズでは,主に低投与領域での腫瘍検査を主眼においたDiscovery PET/CT 600(以下D600)と,Time of Flight-PETを装備し研究・臨床双方での使用を可能にしたDiscovery PET/CT 690(以下D690)の2機種をラインアップしております。両機種ともに今後利用が期待されるPET治療効果判定を視野に入れ,イメージクォリティだけではなく,定量精度の向上はもちろんどんな条件でも再現性のある定量性の確保をコンセプトとしています。そのためD600では超高感度BGO検出器と最新の3D逐次近似画像法にモデルベースの空間分解能補正「SharpIR」を組み込んだ『VUE Point HD-S』との相乗効果により,低投与下での微小病変描出能を向上させています。D690ではTOFを行うために発光減衰時間の短いLBSを25mm厚で採用し,優れたスライス感度を達成,SharpIRを組み込んだ最新のTOF画像再構成法「VUE Point FX-S」により卓越したイメージクオリティと定量精度を実現しています。両機種ともに従来のPET/CTの問題であった体動によるPETとCTの位置ずれ問題(PETのボケ,ミスレジストレーション,吸収補正マップのずれ,定量性の劣化)を解決するため,「Motion Match」(4D-PET/CT吸収補正)でPETのボケを改善し定量精度を改善すると同時に,CT被曝を低減する全く新しいCT画像再構成「ASiR」を搭載しています。

製造販売 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
販売名称 X線CT組合せ型ポジトロンCT装置 Discovery PET/CT 600
シリーズ名600 Elite
シリーズ名 690-Elite (Discovery PET/CT 690 Elite, Elite Vision,Elite Motion, Elite Motion Vision)
及びシリーズ名 690 (Discovery PET/CT 690 VCT, VCT Vision,VCT Motion, VCT Motion Vision)

■Discovery CT750 HD

Discovery CT750 HD

Discovery CT750 HDでは,SeeMore,KnowMore,LessDose という3つの柱を実現するために,CTの基本技術である「検出器」「X線発生装置」「X線管球」「画像再構成」等を1から見直して開発された装置です。 検出器には,革新的な素材「ガーネット」を採用したGemstone Detectorを搭載。一般的な固体検出器素材(GOS)に比べ,X線反応速度は約100倍,アフターグローは約1/4という今までのCT製品にない,非常に高い応答性を実現しました。さらにX線発生装置には,1回転中に,80kvpと140kvpを1ビュー毎に切り替える(Fast KV Switching)ことを可能とし,Gemstone Detectorの応答速度により,GSI(Gemstone Spectral Imaging)が可能になり,デュアルエナジーだけでなく,ビームハードニングの影響をほとんど受けない仮想単色X線画像をも可能としました。本方式では,Full FOV(50cm),ヘリカルスキャン対応,タイムラグ無し(拍動や体動,漸増運動の影響がない)などの特徴を持ち,通常撮影のような使用が行えます。また,逐次近似法を応用した画像再構成「ASiR」を搭載。この再構成法は,逐次近似フィルターなどと違い,空間分解能を犠牲にせず,CT値に変動が無く同一SDを保持したまま50%以上の被ばく低減が実現します。また,完全なる逐次近似法画像再構成であるVeoは,再構成時間を要する背景はあるが,更に大幅な被ばく低減を可能とします。これは僅かなX線量でも正確に画像化することでなし得ることであり,一般レントゲンレベルの超低線量においてもクリアなCT画像を得ることが可能です。

製品名称: Discovery CT750 HD
医療機器認証番号: 21100BZY00104000
薬事販売名: マルチスライスCTスキャナ LightSpeed 類型 “Discovery CT750 HD”
製品名称: Veo
医療機器認証番号: 21100BZY00104000
薬事販売名: マルチスライスCTスキャナ LightSpeed
類型 “Discovery CT750 HDオプション構成品 画像再構成サーバー(Veo)”

■Discovery MR750w 3.0T
“Insightful technology & Caring Design”

Discovery MR750w 3.0T

被写体のさまざまな体格への適応や検査環境の向上を目的として,欧米では開口径のより広いワイドボアMRIの需要が増えています。しかし,従来の設計思想ではワイドボア化と撮像能力の高性能化を両立することは困難でした。Discovery750wは,大学病院を中心に高いご評価を頂いている「Discovery MR750」のハードウェアをベースに,ワイドボアMR固有に必要とされる新技術を搭載することで,ワイドボア化と高い撮像能力の両立を実現しました。

<特長1> 局所から広範囲まで高画質
ワイドボア化と撮像能力の高性能化を両立するためのB0×B1テクノロジーの追求

  • 静磁場マグネットの設計デザインを一新し70cmワイドボア3Tではクラス最高の磁場均一性0.27ppm@40cmDSVを実現(*Typical値)
  • 送信RF均一性に関しては,Discovery MR750に搭載されている4point Driveをさらに進化させ,位相比・振幅比をコントールできる機能を強化したMulti Driveを実装。患者毎にB1マップを得ることにより最適化できるOptimizedモードを搭載。

<特長2> GEM(Geometry Embracing Method)コイル

  • 専用設計コイルと高いスループットの両立
    GEM(Geometry Embracing Method)コイルは,画質に優れた各領域専用設計コイルの思想を受け継ぎ,異なる形状のコイル素子を配列。この専用設計コイルを患者テーブルに埋め込むことにより高画質と高スループットの両立を実現。また,頚部領域は患者の体格に合わせたコイル素子を選択可能。躯幹部領域の前面コイルは軽量で,かつ広範囲をカバーします。

<特長3> 非侵襲的なアプローチ

  • 躯幹領域の非造影MRアンギオグラフィ(「Inflow IR」等)は勿論のこと,頭部非造影パーフュージョン 「3D ASL」をはじめとして,肝臓等のFat Fraction(脂肪含有率)をマッピングできるIDEAL-IQが新たに加わりました。

製品名称: Discovery MR750w
医療機器認証番号: 223ACBZX00061000
薬事販売名: ディスカバリーMR750w
製品名称: GEMコイル 3.0T
医療機器認証番号: 223ABBZX00135000
薬事販売名: GEMコイル(3.0T)

■FlashPad(ワイヤレスフラットパネルディテクタ)搭載 一般撮影装置 Discovery XR656
全領域を緻密に精細に。画質を極めたFlashPad
(Flexible, Lighter, Always ready, Secure, High image quality, Portable, Advanced apps capable, Durable)

FlashPad(ワイヤレスフラットパネルディテクタ)搭載 一般撮影装置 Discovery XR656

本装置最大の特長は検出器がワイヤレスになったことです。
GEフラットパネルディテクタは,大量データの高速通信を可能とするUltra Wide Band無線技術を採用し新たに登場しました。
従来からのポータブルディテクタにも備わる低線量域での高DQE,キャリブレーション不要な1枚成形。しかも高速撮影・連続収集が可能であることを最大限にいかすGEのAdvanced application。
ワイヤレスデジタル検出器とGEの誇るAdvanced application群が新たな自由を臨床現場へもたらします。

  • VolumeRAD(トモシンセシス)
    スピーディかつ高画質に実現するVolume RAD。 取得した多数の画像情報をもとに,任意の深さの断層面を生成することで,重なりあう臓器の奥にある,身体の深部の状態を観察可能に。様々な領域に新たな臨床的付加価値を提供します。 *オプション
  • オートイメージペースト
    これまで煩雑であった長尺撮影を全自動化。 同一コンソール上で,立位最大5画像,臥位最大3画像まで自動的に収集し,各画像の位置や濃度を最適に調整したうえで瞬時に合成。 全脊椎/全下肢領域における撮影をよりいっそうスムーズにし,検査効率を大きく向上することができます。 *オプション
  • デュアルエナジーサブトラクション
    2種類の異なる管電圧で撮影した2枚の撮影データから, エネルギー差による情報を差し引きすることで,単純画像に加え,骨を除いた軟部組織画像,および骨組織画像を作成します。胸部・腹部領域の検査に適用できます。 *オプション

販売名称:据置型デジタル式汎用X線診断装置 Discovery
医療機器認証番号:221ACBZX00068000
Discovery XR656は,上記医療機器の類型Discovery XR656です。

■OEC9900 Elite

OEC9900 Elite

さまざまな治療の低侵襲化が進む昨今,治療支援装置としての役割を担う外科用X線装置には,画質,操作性,安全性,経済性等がなお一層,求められています。
OEC9900Eliteでは,これら求められているものを満足するために,以下の特長を持っています。

  • 100万画素イメージチェイン
    従来の25万画素に比べて4倍の画像情報が得られ,空間分解能が向上しました。
  • さまざまな画像処理機能
    ダイナミックレンジ・マネージメント,モーション・トレランス・サブトラクション,オートトラック,スマートメタル,スマートウィンドを有し,術者の透視・撮影画像へのストレスを削減,オペ室スタッフの負担低減,生産性,安全性の向上が実現します。
  • 操作性の向上
    アーム付きモニター,モータードライブ(遠隔操作電動アーム),タッチスクリーンパネル,アナトミカル・プロファイル,サイドコントロール,Lアーム,新設計回転陽極,X線管およびハウジングの熱状態のモニタリング及びアラーム機能,DICOMなどを有し,安全で安心してお使い頂けます。

販売名称 OEC9900シリーズ
医療機器認証番号 221ACBZX00018000

●ランチョンセミナー情報

ランチョンセミナー3「次世代テクノロジーによる心臓CTへのインパクト」
日時:    4月13日(金) 12:00~12:50
会場:    パシフィコ横浜 会議センター 302
司会:    吉村 宣彦 先生(新潟大学医歯学総合病院 放射線部 准教授)
演題:    Discovery CT750 HD心臓CTへの新しいアプローチ
演者:    平本 卓也 先生(GEヘルスケア・ジャパン株式会社 MI&CTセールス&マーケティング部)
演題:    知らなきゃ損!−進化する心臓CT
演者:    町田 治彦 先生(東京女子医科大学東医療センター 放射線科)
ランチョンセミナー14
日時:    4月14日(土)12:00~12:50
会場:    パシフィコ横浜 会議センター 302
司会:    村上 卓道 先生(近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線診断学部門 主任教授)
演題:    新世代マルチドライブ3T-MRが開くImagingの新たなとびら
~GE Discovery MR750w 3.0Tの初期使用経験と将来展望~
演者:    植田 琢也先生(聖路加国際病院 放射線科)

 

お問い合わせ先:
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
〒191-8503 東京都日野市旭が丘4-7-127
TEL カスタマーコールセンター 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp


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