JRC2012 Come and Join Us! JRC 2012:開催のご挨拶

2012-3-15


第71回日本医学放射線学会総会 栗林幸夫会長
第68回日本放射線技術学会総会学術大会 土`井 司大会長
第103回日本医学物理学会学術大会 尾川浩一大会長
日本画像医療システム工業会(JIRA)加藤久豊会長

 

公益社団法人日本放射線技術学会
第68回総会学術大会大会長 土`井 司

JSRT学術大会は変わります

第68回総会学術大会大会長 土`井 司

この第68回総会学術大会は,多くの技術学会員が待ち望んでいた学術大会へと変わります。と言っても,まだ世界を見据えるには一歩を踏み出したところです。目標は,世界中から放射線技術科学を究める多くの方々に来ていただける魅力ある学術大会にすることです。学術大会は,学術研究発表をはじめとする最先端技術の紹介,シンポジウムや専門分科会による最先端技術を臨床で応用するための議論,入門講座・技術活用セミナー・専門講座などの教育,そして会員間の情報交換の場を提供します。多くの会員にとって,それぞれの目的が達成されるよう有意義に過ごしていただけることをコンセプトにしています。学術研究演者,共同演者,パネリスト,教育講演者などの皆さま,そして参加者全員が誇りと責任を持って臨んでいただければ,否が応にも会場は熱気に包まれることでしょう。
第68回大会は学術大会のひとつの殻を破りました。しかし,それを大海原に漕ぎ出していくのは皆さまです。第39回秋季大会では,第1回国際放射線技術科学会議を大成功に終えました。本大会でも国際発表(15日午前)という形でそれを継承しています。第69回大会・第70回は今回を機にさらにグレードアップされることでしょう。学術大会は皆さまにヒントとアドバイスをもたらし,明日からの活力を与えるものだと思っています。皆さまにとって良き機会となり,本大会が開催テーマのごとく「未来への先導」となれることを願っています。

 

第103回日本医学物理学会学術大会 大会長 尾川浩一
法政大学理工学部応用情報工学科

第103回日本医学物理学会学術大会開催にあたって

第103回日本医学物理学会学術大会 大会長 尾川浩一

第103回日本医学物理学会(JSMP)大会は昨年の約2割増の206演題の応募となり,法人化後の記念すべき初回大会となりました。今大会から,JSMPのアブストラクトをWebのマイページから読めるようにしましたのでWiFi環境で口演内容の詳細をチェックし,スケジューリング等にご活用ください。今年の特色は教育講演などで医学物理の3分野である「治療物理」,「診断物理」,「核医学物理」を網羅する構成にしたことですが,放射線治療以外の分野にも会員の皆さんが目を向けて関心を持っていただけたらと考えています。本大会ではJRC合同シンポジウムとして,「フォトンカウンティングCTの現状と展望」を企画しましたのでX線のエネルギースペクトルの情報を活用した新しい診断のパラダイムの展開にご期待ください。JSMP独自の企画では,特別講演としてDelft工科大学のFreek Beekman教授のSPECT・PETの超高解像度イメージング,教育講演として神戸高専の山本誠一先生のPET開発の最新動向,慶應義塾大学の押尾晃一先生の拡散MRIの最新動向,産総研の黒澤忠弘先生のサーベイメータの利用に関する講演などを企画しています。この他,シンポジウム「医学物理学とはどのような学問であるのか」,福島原発事故対応ワーキンググループ報告などタイムリーかつ盛りだくさんの企画を用意していますのでご期待ください。

 

社団法人日本画像医療システム工業会
会長 加藤 久豊

ITEM2012開催にあたって

社団法人日本画像医療システム工業会 会長 加藤 久豊

昨年の東日本大震災で被災され,厳しい生活を余儀なくされている皆様方にお見舞い申し上げます。また,復旧・復興が進み,一日も早く元の安定した生活に戻られることを心からお祈りいたします。
昨年のITEM2011は,東日本大震災の影響により実地開催が困難となり,代替措置としてWeb上にて「eITEM」を開催いたしました。国内外から63企業・団体が出展し,多数の閲覧者を得て無事終了することができました。そして,「eITEM」の出展料の一部,および参加者登録料全額を東日本大震災への義援金として日本赤十字社に寄付いたしました。皆様のご理解とご協力に感謝いたします。
ITEM2012は,一般社団法人日本ラジオロジー協会(JRC)主催のJRC2012のイベントの一つで,(社)日本画像医療システム工業会(JIRA)が運営を担当します。今年は,横浜で再び実地開催の運びとなり,大変喜ばしく思っています。
JRC2012 のテーマは,「未来への先導-放射線診療の核心に迫り未来を展望する-」(Design the Future of Radiology)です。ITEM2012 では,画像医療システムが医療技術や情報技術(IT)の発展・進歩に伴って進化し,日本のみならず世界中の人々のQOLと医療の質の向上に大きく貢献することを目指して,新製品・新技術を展示し,ソリューションを提案いたします。ご来場の皆様には,展示やデモンストレーションを通して,画像医療システムや関連ITシステムなどの進歩をご確認いただき,未来を展望いただければ幸いです。
JIRAは,今後とも,予防・健康管理から早期発見・診断・治療・予後まで幅広く使用されている画像医療システムを通じて,より健やかな社会を目指し,皆様とともに歩み続けます。
今後ともJIRA活動にご理解とご支援をお願いいたします。


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