定価2,860円（本体2,600円＋税10%）

特集1
Radiation Therapy Today 2024
放射線治療最前線
進化し続ける高精度放射線治療とその臨床応用
企画協力：白井克幸（自治医科大学附属病院放射線治療科教授/自治医科大学附属さいたま医療センター放射線科）

I　総　論

新技術が切り開く次世代の放射線治療
白井克幸

II　即時適応放射線治療の最新トピックス

1．CBCTを用いた即時適応放射線治療の臨床的有用性
岸　徳子ほか

2．CBCTを用いた即時適応放射線治療の技術と物理学的側面
根本幹央

3．MRリニアックにおける臨床的有用性
神宮啓一

4．MRリニアックにおける技術と物理学的側面
恒田雅人

III　粒子線治療の新展開

1．肺がんに対する粒子線治療
原田英幸

2．子宮頸がんに対する粒子線治療
安藤　謙

IV　オリゴ転移に対する定位放射線治療の現状

1．オリゴ骨転移に対する定位放射線治療の成績
遠藤雅士

2．リンパ節オリゴ転移に対する定位放射線治療の実際
野中哲生/後藤雅明

3．リニアックを用いた脳定位放射線治療の発展
福田友紀子/高橋侑大

V　BNCTの現状と将来展望

BNCTの臨床的有用性と可能性
柴　慎太郎

特集2
Trends in Nuclear Medicine 2024
核医学の最新動向
10年先を見据えた核医学技術
企画協力：平田健司（北海道大学大学院医学研究院画像診断学教室准教授）

I　総　論

10年先を見据えた核医学    
平田健司

II　10年先を見据えたハードウエアの技術と将来展望

1．世界初ヘルメット型頭部PET「Vrain」の技術的特徴と将来展望
山谷泰賀ほか

2．次世代高性能頭部専用PET「NeuroEXPLORER」の技術的特徴と将来展望
豊永拓哉

3．Total-body PETの技術的特徴と将来展望
堀次元気

III　10年先を見据えたソフトウエア・AIの技術と将来展望

1．画像生成AIの現状と核医学での可能性
松原佳亮

2．画像診断支援AIの現状と核医学での可能性
佐藤葉子

3．生成AI / LLMの核医学への展開
伊藤倫太郎

IV　10年先を見据えた核医学治療の現状と将来展望

1．¹⁷⁷Lu-DOTATATEと¹⁷⁷Lu-PSMAの今後の展開
中本裕士

^2．64Cu診断治療一体型放射性医薬品開発最前線
吉井幸恵

3．α線核種を用いた核医学治療の国内外の最新の動向
渡部直史

4．治療効果の最大化と副作用の最小化をめざすdosimetry
渡邊史郎

目次裏
ハイメディッククリニック中之島
高いTOF性能と高感度半導体検出器で高画質・高スループットを両立するPET-CTが高精度検診に貢献
30年にわたるPET検診の知見を基に早期発見への期待に応える検診を提供

Special Interview
放射線治療計画システムの新ブランド「Elekta ONE│Planning」がもたらす放射線治療の個別化医療における可能性
「MIM Maestro®」によるAuto Contouringと「Monaco」のシームレスな統合により放射線治療計画のさらなる高速化・高精度化を実現

varian RT REPORT
人にやさしいがん医療を放射線治療を中心に　No.24
新しいシリンダ型ハイブリッド腔内照射が変える婦人科がん放射線治療
萬　篤憲/酢谷真也

医療DXの可能性が広がる！
XR（VR・AR・MR）とメタバースの最前線
第23回　XRを利用した小児内視鏡外科手術
大西　峻/家入里志ほか

人生100年時代のX線撮影
第5回　明日から使える！　膝関節撮影の技術とコツ
軟部組織の評価でMRIを超えていた膝関節X線撮影
香月伸介

IVリポート
・第52回日本磁気共鳴医学会大会（JSMRM 2024）が「量子・分子で解き明かすMR医学」をテーマに開催
・富士フイルムメディカル，国内営業部門統合後の全ラインアップを披露する展示会を大阪で開催
・フィリップス・ジャパン，「Future Health Index 2024 日本版」を発表
・アンフォースレイセイフ，第1回目となる被ばく低減セミナーをオンラインで開催

第47回日本呼吸器内視鏡学会学術集会
スポンサードセミナー3 気管支鏡検査の正確性向上のために～CアームX線システムの最新活用法～
〈講演1〉新画像処理条件Accentの実臨床上の効果
立原素子
〈講演2〉X線透視システムの最大活用〜導入から実践まで〜
笹田真滋

SPECIAL REPORT
Gyro Cup 2024
フィリップスMRIユーザーズミーティング全国大会

● Information
・基礎と実践から学ぶ『呼吸器画像診断の会』第7回セミナー

● 市・場・発

● 次号予告

◆別冊付録「Global Standard CT Symposium 2024　高精細イメージングとその先へ 」

座長：
小林　達伺（国立がん研究センター東病院放射線診断科）
宇都宮大輔（横浜市立大学大学院医学研究科放射線診断学教室）

最新の心臓CT技術：心筋評価の最前線
加藤　真吾（横浜市立大学大学院医学研究科放射線診断学教室）

高精細・AI 技術による治療戦略の変化
河合　秀樹（藤田医科大学医学部循環器内科）

Deep Learningで引き出す頭部領域における高精細CTの実力
五明　美穂（杏林大学医学部放射線医学教室）

胸部画像診断における高精細画像の臨床知見
中園　貴彦（佐賀大学医学部附属病院放射線部）

腹部画像診断における高精細画像の臨床知見
永山　泰教（熊本大学大学院生命科学研究部放射線診断学講座）

Canon CZT-based PCD-CTの画質特徴と臨床的ポテンシャル
粟井　和夫（広島大学大学院医系科学研究科放射線診断学研究室）