エコナビスタとヒューリックが業務提携,AI・IoTを活用した新たな介護ビジネス(スマートシニアハウジング構想)に着手

2020-2-20

介護


見守りセンサーシステム,睡眠・解析分野に強みを持つエコナビスタ(株)(以下 エコナビスタ)は,不動産の所有・賃貸・売買ならびに仲介業務を行うヒューリック(株)(以下 ヒューリック)と協業し,AI・IoTを活用した新たな介護ビジネス(スマートシニアハウジング構想)に着手する。

[1]ヒューリックによるスマートシニアハウジング構想について

現在,介護業界は深刻な人手不足となっており,業務効率化,離職率の低下が喫緊の課題となっている。また,高齢者施設においても睡眠,呼吸,脈拍等のデータ管理や認知症予防等,入居者のQOL(Quality Of Life)向上への取組が重要視されている。

ヒューリックでは,介護事業者やベンチャー企業等との連携により,AI・IoTを活用した最先端の高齢者施設(以下 スマートシニアハウジング構想)の提供を行い,介護分野における新たな事業開発やブランド構築を目指す。

スマートシニアハウジング構想の第一弾として,エコナビスタが開発した見守りセンサーを,(株)チャーム・ケア・コーポレーションが運営するヒューリック所有の高齢者施設に順次導入を開始する。更に,2021年4月竣工予定のヒューリック所有・同社運営の高齢者施設に,見守りセンサーを中心に先進的な複数のプロダクトを融合したプラットフォームを導入,スマートシニアハウジング構想の更なる高度化を目指していく。また,他の介護事業者との連携も進めていく予定。

スマートシニアハウジング構想(イメージ)

スマートシニアハウジング構想(イメージ)

 

[2]業務提携について

1.業務提携の目的
エコナビスタは,見守りセンサーシステムの企画・開発・販売に加え,睡眠等のバイタルデータから認知症判別の技術を持つユニークな会社である。現在,国内の大手介護事業者を中心に約1,500床に導入実績があり,介護・睡眠・認知症分野に関する幅広い知識・技術を有している。また,睡眠の質と認知症リスクの関係分析等,認知症予防にも取り組んでいる。
今回の業務提携を通じ,ヒューリックが所有する高齢者施設とエコナビスタが有する見守りセンサーシステム,睡眠・認知症関連技術を中心に,他のベンチャー企業等が有する各種プロダクトを融合させたスマートシニアハウジング構想の具体化・実現を目指していく。

2.業務提携の内容
(1)スマートシニアハウジング構想での協業
(2)見守りセンサーシステム(商品名:ライフリズムナビ+Dr.)の高度化及び販売ルートの開拓
(3)ヘルスケア分野での新規事業(睡眠,認知症分野)の共同検討

※ライフリズムナビ+Dr. http://info.liferhythmnavi.com/
4種類の非接触センサー(ベッドセンサー/人感センサー/温湿度センサー/あけしめセンサー)からの情報をリアルタイムに専門医療機関が解析し,事故や疾患に関する予兆をお知らせするクラウドサービス

 

●問い合わせ先
ヒューリック(株)
https://www.hulic.co.jp/

エコナビスタ(株)
http://econavista.com/

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