「あたまの健康チェック®」×「Active Brain CLUB」ミレニア社とNeU社のソリューション連携を開始
-「脳トレ+定期チェック」のワンストップサービスで,個人レベルでの認知機能低下予防の活動や意欲を後押し-
2020-1-15
セントケア・ホールディング(株)の子会社である(株)ミレニアと,国立大学法人東北大学と(株)日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーである(株)NeUは,認知機能の維持・向上を目指した活動として,両社のもつソリューション連携を2020年1月より開始する。
具体的には,この連携を通して,簡易認知機能スケール「あたまの健康チェック®」と脳トレ第一人者である川島隆太博士が開発・統括する最新認知機能トレーニング「Active Brain CLUB(ABC)」を,相互のサービス利用者に対して,「脳トレ+定期チェック」のワンストップサービスとして提供する体制を構築していく。
国内認知症人口は2025年には700万人に達すると推計されており,介護を要する理由第1位ともいわれている。また,2019年6月に政府が発表した「認知症施策推進大綱」においても,エビデンスに基づいた「予防」の重要性が基本的考え方のひとつとして掲げられている。
これまでは,個人が脳トレーニングを実施した後に,その効果を確認する機会が乏しい状況であった。
今回,脳トレと認知機能チェックという両社のコアソリューションを組合せることにより,壮年期からの認知機能の維持・向上に向けた活動を支援するとともに,ワンストップで個人レベルでの認知機能低下予防の活動や意欲を強く後押しできるものと考えている。
「あたまの健康チェック®」とは
従来の検査法では評価の難しかった若年層や健常~MCI群における認知機能の客観的定量観察に適した簡易認知機能スケール。独自の人口統計評価アルゴリズムにより,専門職の手を煩わせることなく,検者の職能を問わず誰でも10分で高精度な評価が可能。米FDA治験や国内AMED研究事業でも指標として採用されていることをはじめ,全国の医療・研究機関,地方自治体,企業・団体により広く採用される新しい領域の認知機能スケール。
◆あたまの健康チェック®の詳細
https://www.millennia-corporation.jp/ninchi/mci/index.html
「Active Brain CLUB」とは
(株)NeU取締役CTO川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所所長)の長年にわたる研究成果をもとに,認知機能の維持・向上を目的とし,脳活動を超軽量小型のセンサーで計りながら行う最新かつ最先端の脳トレーニングサービス。非常に手軽に自身の脳活動をリアルタイムに可視化し,画面色の変化によりフィードバックする。これにより脳を活性化させるトレーニングに導く。スマートフォンやタブレットをプラットフォームとして使用しているので,いつでもどこでも手軽にトレーニングできる。またトレーニングの記録は継続的に確認をすることができる。
◆Active Brain CLUBの詳細
https://www.active-brain-club.com/
●問い合わせ先
(株)ミレニア
https://www.millennia-corporation.jp/index.html
(株)NeU(ニュー)
http://neu-brains.co.jp/