富士ゼロックス,業界初 バーコードリーダー対応のA4カラープリンター複合機で,医療機関や店舗の受付業務を効率化
〜耐久性と手差しトレイ給紙容量2倍でオフィスの生産性を向上,スマートな働き方を支援〜
2018-12-5
富士フイルムグループの富士ゼロックス(株)は,耐久性や給紙容量の向上によりオフィスや窓口の出力業務効率化に貢献するA4カラープリンター「DocuPrint CP310 dw II」と,これらの機能アップに加え,業界で初めてバーコードリーダーに対応し,病院などの受付業務を効率化するA4カラープリンター複合機「DocuPrint CM310 z II」を,2019年1月21日より発売する。
●プリンター複合機「DocuPrint CM310 z II」の特長
DocuPrint CM310 z II のオプション「バーコードScanキット」(オプション)注記1は,業界で初めてバーコードリーダーによるスキャン操作に対応する。
医療機関の受付窓口や,申込書やアンケートなどの受付を行う店舗窓口などでは多種類の文書が扱われている。たとえばクリニックの受付業務では,問診表や紹介状,同意書などのスキャンデータをPCに取り込み,文書の種類や患者に紐づくIDをファイル名に付けて保存することで分類,管理するといった作業を行う。店舗窓口でも同様に,申込書や身分証明書などを,文書ごと,顧客ごとに保管するニーズがある。
このような場ではバーコードがさまざまな業務プロセスで一般的に利用されており,「バーコードScanキット」を使うことで,それらを文書管理に利用できる。本プリンター複合機に接続したバーコードリーダーで読み取ると,スキャン文書の保存時に,ファイル名に作業者や患者・顧客別のIDや文書種IDを自動で付与できるため,後から文書名を変更する作業が省略でき,受付業務の効率化に貢献する。
また,スキャン開始操作は通常スタートボタンを押して行うが,本オプションは,スキャン開始操作もバーコードリーダーで指示できるため,一連の作業をバーコードリーダーで行える。
さらに,新機能のIDカードスキャン,保険証スキャン機能を使って,保険証や運転免許証など,表と裏があるカードを1ページにまとめてスキャン保存することができる。カラースキャン速度は前任機比約1.3倍注記2にアップし,これらスキャン作業の生産性を向上する。
●機能向上で生産性アップ
2機種ともに耐久性注記3と手差しトレイ給紙容量を前任機比2倍注記4に向上,出力業務を効率化する。また,標準搭載のNFC注記5は,本機種で新たにiOSのモバイルNFCにも対応した。同社の無償アプリ「Print Utility for Android」もしくは「Print Utility for iOS」を使えば,モバイル端末をかざすだけでプリントやスキャンが可能で,一般オフィスや流通・小売業の店舗,病院の窓口業務など,モバイル端末を必要とする業務に活用できる。
注記1 バーコードリーダーは別途必要(推奨品あり)
注記2 A4縦連続通紙時。「DocuPrint CM310 z」との比較。カラー14枚/分から18枚/分に向上。モノクロは32枚/分から36枚/分に向上。
注記3 耐久性は印刷可能ページ数
注記4 「DocuPrint CP310 dw」「DocuPrint CM310 z」との比較。耐久性は10万枚から20万枚に,手差しトレイ給紙容量は50枚から100枚に向上
注記5 NFC(Near Field Communication),近距離無線通信。前任機はAndroidのみ対応。
●標準価格(税別)
DocuPrint CP310 dw II 11万9800円
DocuPrint CM310 z II 17万4800円
バーコードScanキット(オプション) 5万円
●問い合わせ先
富士ゼロックスお客様相談センター
フリーダイヤル0120-27-4100
(土・日・祝日を除く,9:00~12:00,13:00~17:00)
https://www.fujixerox.co.jp/