メディヴァ,The Diary® × 健康年齢® で医療従事者と利用者をつなぐApple Watch活用の「デジタル診療サポートサービス」を開始

2018-5-17

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メディヴァは5月16日,医療機関・自治体におけるAppleWatchを活用した外来診療のサポートサービスをスタートした。AppleWatchやiPhoneで得た健康情報を,TheDiaryというアプリを介し医療者に通知する等,医療・介護職の業務の品質向上・効率化を目指す。同サービス内では,日本医療データセンターによる「健康年齢」も活用。個人ユーザのモチベーションの維持にも期待する。

(株)メディヴァは,米国TheDiaryCorporationとの販売代理店契約を2017年10月30日に締結,2018年5月16日より医療機関,自治体においてAppleWatchを使用した外来診療のサポートサービスをスタートした。

●医療者と利用者をつなぐ,デジタル診療サポートサービス

Apple WatchやiPhoneから収集された個人の健康情報(PHR: Personal Health Record)が,The Diary® アプリを介し医療従事者に通知され,これまで細かく知ることのできなかった個人の状況を把握できるようになる。一方,服薬リマインダの通知など,医療従事者から個人へのコミュニケーションも可能。これらの特長により,医療従事者の業務品質向上・効率化に繋がる。

本サービスの中では,ノーリツ鋼機(株)のグループ子会社である(株)日本医療データセンター(以下JMDC)による健康年齢®を利用した個人の活動レポートも提供する。

TheDiary®:
The Diary® では,歩数・消費カロリー・エクササイズ時間・心拍数等,Apple Watchで自動収集される時系列の活動情報はグラフ化されて連携される。さらに,体重・血圧・体調等の情報を個人が音声等でインプットすると,テキスト化されて連携される。さらに,個人ユーザ向けのインセンティブとして,The Diary® を介して,医療従事者から個人へJMDCの健康年齢®を利用した『健康年齢® マンスリーレポート』の提供も可能となっている。

本レポートでは,まず,過去の検査値から健康年齢の算出を行う。その後,個人が日々の体重もしくは血圧をThe Diary® にインプットすると,検査時からの経過日数と体重・血圧の変化量から,採血・尿検査*の結果値を推測し,その推測値ベースでの『推測健康年齢(仮)』を計算してレポートするものである。The Diary® に体重・血圧を登録するだけで,健康年齢® の改善状況がレポートされるため,個人ユーザのモチベーションの維持に繋がる。

健康年齢®:
健康年齢® は,(株)日本医療データセンターが提供するカラダの健康度をあらわす指標。全国160万人の健診データやレセプトデータを基に解析し開発した統計モデルから算出される。健康診断の受診者ごとに,性別,年齢,及びBMI,血圧をはじめとする12の検査項目の結果値から,今後1年間の医療費の期待値を予測し,その医療費が何歳相当のものであるかを健康年齢® としてあらわす。

※健康年齢算出に必要な検査項目:
性別・年齢・BMI・収縮期血圧・拡張期血圧・HbA1c・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール・AST・ALT・γ-GT・尿糖・尿蛋白

 

●問い合わせ先
(株)メディヴァ
TEL 03-3709-2992
https://mediva.co.jp/

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