トーイツ,防水無線ドプラトランスジューサを採用した新型ドプラ胎児診断装置「CEVO(シーボ)」(製品名:FD-490)発売開始
2012-10-24
トーイツ(株)は,産科・婦人科・新生児医療分野の機器について開発・製造・ 販売・システムサポートを手がけるヘルスケアカンパニーとして,10月25日,日本初の防水無線ドプラトランスジューサ(以後TD)を採用したLCD表示付新型ドプラ胎児診断装置「CEVO※(シーボ)」(製品名:FD-490)を発売する。
本ドプラ胎児診断装置「CEVO」は,
・無線かつL字型TDによる使い勝手の飛躍的向上。
・LCD採用による視認性の大幅な改良。
・160件の計測データの保存
など,いずれも業界初の革新的機能を持ったドプラ型胎児診断装置であり,減少している産科医院で働く産科医・助産師の負担軽減と,医療の質の向上に大きく貢献できるもの。
ドプラ胎児診断装置とは超音波ドプラ法によって得られる胎児の心拍動や血流を検出する装置の名称。
※ CEVO(シーボ)は,快適(Confort),便利(Convenience),コンパクト(Compact)の「C」と, 進化(Evolution)の「EVO」を合わせた愛称。
●主な特長
・軽量・コンパクト
横 200mm(旧製品比:-20mm),縦 195mm(同:-15mm),奥行 125mm(同:+5mm),重量 1.5kg(同:-0.9kg)。
取っ手部は持ちやすさや運びやすさにこだわりラウンド形状を採用。
・防水無線ドプラトランスジューサ
無線式としたことで,医療従事者も妊婦もコードを気にする必要がなく,煩わしさから解放。
使いやすいL型ライトアングルにより,妊婦が横向きに寝ている状態でもベッドの隙間から腹部へのアプローチが容易に可能。
防水仕様(IPX7)のため,水洗いも可能となりいつでも清潔。
※ドプラトランスジューサは有線タイプもある。
・タッチパネル式液晶表示器
3.5インチLCDの採用により大幅に視野性が向上。心拍数表示は同社従来品に比べ約4倍に拡大。
心拍数をトレンド表示にすることで,除脈から基線に復帰する過程を確認可能。また,拡大機能により基線細変動も確認可能。
音量調整,各種設定もタッチパネルで簡単に行える。
・データ保存
内部メモリにより10分×160件のデータ(心拍数の計測結果)を保存が可能。
パソコンに転送して表示・印刷が可能(オプション)。
●問い合わせ先
トーイツ(株)
営業部 企画・推進グループ
TEL 03-3463-6497 FAX 03-3463-6380
http://www.toitu.co.jp/