国際モダンホスピタルショウ2010が開幕し,7月14日(水)9時30分から開会式とオープニングのテープカットが行われた。開会式には,主催者の(社)日本病院会会長の堺常雄氏,(社)日本経営協会理事長の本松茂敏氏,来賓として厚生労働省の中尾昭弘氏(大臣官房審議官)のほか,(社)日本医師会,(社)日本看護協会,出展者代表として東京ガス(株)の村木茂氏,ホスピタルショウ委員会委員長の大道久氏が出席した。
挨拶した日本病院会の堺氏は「医療をめぐる環境は厳しい状況が続くが,現場の医療は停滞は許されない。今回の展示・セミナーでもチーム医療に関連した企画があるが,これからは,病院間,地域,医療と福祉,関連業種などチーム医療が重要だ。これからの日本の医療を支えるのは関係団体とのチーム医療であり,ホスピタルショウが情報共有,意見交換の場となることを期待している」と述べた。
37回目を迎える今年のホスピタルショウは,341社が出展(昨年は347社)し,「医療機器,環境設備」「医療情報システム」などのゾーンに分かれて構成されている。また,「医療連携支援コーナー」「クリニックITソリューションコーナー」などの企画展示も行われる。 |