医用画像博覧会 2020 PSP - ヘルスケアIT
現場の声を聞き,速い・確実・快適をコンセプトに進化し続けるシステムを提供
2020-4-27
読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」
●ストレスが少なく確実な読影をサポートする読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」
PSPは,現場ニーズやユーザーの声を取り入れながら,「速い」「確実」「快適」を実現するシステムの開発・改良に取り組み,進化を続けている。読影用ビューアーソフトウェア「EV Insite R」の最大の特長は,ユーザーの好みやワークスタイルに合わせて細かくカスタマイズできる点で,読影ストレスの軽減に貢献する。ユーザーごと,モダリティごとに読影に最適なレイアウトで初期表示され,同一画面内に表示される過去検査リストから,絞り込みやソートもスムーズに行える。また,1シリーズ内の多時相撮影画像は自動で分割され,ワンクリックで各時相の先頭画像を表示できるなど,読影における操作の手間を簡略化している。使い慣れたマウスボタンやショートカットに機能を割り当てるといったセルフカスタマイズも可能で,ユーザーごとに使いやすさを追究できる。読影の際には,異なるFOV,座標位置,異なるスライス位置をボタン一つであわせて同期ページングできるほか,一部のモダリティについては,画像の形状により位置合わせも可能だ。
また,直前20件の履歴が残るため,読影中に緊急読影や相談などへの対応で画面を切り替えたとしても,履歴から読影途中だった画面を再表示できる。さらに,検査ごとに最大5件の画面状態をビューアー上に登録することができる。この機能を使って,地域連携,カンファレンス,手術,教育など,利用場面に合わせて読影シーンを登録しておくことで,画像読影以外のさまざまな場面で活用することができる。
所見作成支援ソフトウェア「EV Report」との連携により,レポートへのキー画像の貼り付けや,レポートのキー画像から瞬時にビューアーを呼び出すこともできる。シームレスなアプリケーション連携で,医療現場の業務効率と情報共有を支援する。
●未読管理機能を備えた所見作成支援ソフトウェア「EV Report」
よりよいワークフローの実現をめざした所見作成支援ソフトウェア「EV Report」は,読影レポート作成の効率化と院内配信の簡便さで,読影医と依頼医をサポートする。速く確実なレポート作成を実現するため,検索機能においては,タブを使った検索条件の切り替えや,頻繁に検索する条件のプリセット登録,任意のキーワードによる検索結果の絞り込みが可能。記入では,過去検査から必要な項目(検査日,モダリティなど)を自動入力する機能や,カスタマイズ可能な定型文を利用できる。
作成画面のレイアウトは使いやすさと視認性を追究し,モダリティや検査に適したパネルが用意されるとともに,カラーやフォント,サイズをユーザーごとに使いやすいように設定できる。さらに,院内配信されるレポートは,見やすく,患者説明もしやすい画面レイアウトとなっている。
また,医療現場で読影レポートの未読や見落としへの問題意識が高まっていることを受け,“読影レポートの見落とし防止(既読管理機能)”が搭載されている。放射線科医が作成・確定後に院内配信されたレポートの閲覧状況を,リストで一覧して確認・管理することができる。依頼医がレポートを閲覧後にボタンを押下すると「閲覧済」となるほか,レポートを改訂した場合にはステータスが「未閲覧」に自動的に戻るため,改訂後の閲覧状況も確認することができる。
(文責・編集部)
●お問い合わせ先
社名:PSP株式会社
住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-13-1
TEL:03-4346-3180
URL:www.psp.co.jp