超音波診断装置 SONIMAGE HS2

高精細画像と直感的な操作性で，国内整形外科市場において高シェアを獲得している超音波診断装置「SONIMAGE HS1/SNiBLE」の後継機種として，画質，ユーザビリティを向上させた「SONIMAGE HS2」と「SNiBLE2」を2020年2月に発売いたしました。CPU性能の向上やメモリ容量の増加などにより操作レスポンスを⼤幅に改善するとともに，⾎流計測を簡便に⾏える“Vascular NAVI機能”を搭載し，血流計測のために調整が必要なステア角度，ポジション，サンプル幅，角度補正の4項目を瞬時に自動調整することが可能となりました。さらに，自動検出アシスト機能により血管壁を検出し血管径を計測することで，透析患者のシャントの評価が容易になるほか，頸動脈検査のような血管系検査の作業効率を向上し，ベッドサイドで検査や処置を行うPoint of Care領域に超音波診断装置で新たな価値を提供いたします。

また，スキルアップをサポートする“ライブラリ機能”^※では，SDカードに記録した超音波画像（静止画/動画）などを装置で再生でき，エコーを初めて導入する方でも，多くの動画コンテンツを参照しながら手技を学んでいくことができます。コンテンツは，外来診療などのPoint of Careの運動器領域や腹痛，胸痛などが症状別に分類されています。

スキャンした超音波画像（静止画/動画）はマイライブラリに保存しておき，必要に応じて参照することができます。「SONIMAGE HS2」と「SNiBLE2」は，バッテリー駆動，無線LAN対応，システム連携により，スマートなワークフローで診療をサポートいたします。

＜ライブラリ機能のコンテンツ内容＞　※ライブラリ機能，コンテンツ（SDカード）はオプションです。
■肩のEASY STEP 4（1. 上腕二頭筋長頭腱短軸　2. 上腕二頭筋長頭腱長軸　3. 肩甲下筋腱長軸など）
■腰痛・肩こり・五十肩 ■外来超音波診療〔1. 腹痛（正常虫垂描出方法，総胆管描出方法など） 2. 胸痛（FoCUS，肺エコー描出方法など） 3. 頭頸部領域（頸動脈，嚥下機能評価など） 4. 末梢神経（エコーガイド下末梢神経ブロックなど） 5. 関節（膝関節注射，肘内障など）〕 ■足関節の観察（1. 前距腓靭帯 2. 前脛腓靭帯 3. 前方突起骨折 4. リスフラン靭帯）　＊2020年2月現在

※整形外科モデル「SNiBLE2」は，超音波診断装置「SONIMAGE HS2」の呼称です

超音波診断装置「SONIMAGE HS2」

超音波診断装置「SNiBLE2」