医用画像博覧会 2020 イメージワン - PRポイント
“新生イメージワン”として,次世代型PACSや医療被ばく線量管理システムなどヘルスケア事業を拡大
2020-5-14
中央がヘルスケア事業推進部の川本卓司 部長
イメージワンは2018年末に経営陣を一新し,新井 智社長の下,“新生イメージワン”として新たなスタートを切った。事業領域についても,従来のヘルスケアソリューション,GEO(地理情報)ソリューションに加えて,再生医療や再生可能エネルギーなど新たな取り組みを展開している。ヘルスケアソリューション事業では,2019年秋にヘルスケア事業推進部長に川本卓司氏が就任し,従来からの主力製品である画像情報システムの事業は継承しつつ,クラウド型電子カルテシステムなど事業領域の拡大をめざす。川本氏は,「画像情報システムや線量管理システムで新製品や競争力のある製品を投入することはもちろんだが,新事業として取り組んでいる再生エネルギー事業とも連携して,医療機関向けの非常用電源システムなどの投入も計画している。新生イメージワンとして従来のビジネス領域にとらわれることなく,医療機関を含めた地域社会に広く貢献できるソリューションを提供していきたい」と述べる。
1984年創業の同社は,1992年に医療画像分野に参入,1994年にはWebベースでDICOM画像の管理,参照が可能なビューワとして「POP-Net」をいち早く発売し,標準規格に準拠したオープンな仕様とコストパフォーマンスの高さから,中小規模の医療機関を中心に多くのユーザーを獲得してきた。現在,画像情報システムとしては,POP-Netシリーズのほか,「Connectio Report」「Connectio RIS」「iOne View」などをラインアップしている。
今回,イメージワンでは,新製品として次世代型PACSを2020年6月にリリースを予定している。また,2019年から新たに投入されたのが,クラウド型電子カルテシステム「i-His(アイヒス)」である。i-Hisは,クラウドで提供されるオーダリング,電子カルテのシステムで,低コストでランニングコストを抑えて導入でき,見やすく簡単に入力できる画面,インターフェイスを備えており,画像情報システムのPOP-Netなどと合わせた導入も容易で,今後,トータルなソリューションとして展開していく予定だ。
さらに,イメージワンでは医療被ばく線量管理システム「onti(オンチ)」を発売している。ontiは,開発・製造元である株式会社RYUKYU ISGと2019年5月に独占販売代理店契約を締結して販売を開始した。2020年4月からの線量管理の義務化に合わせた線量管理が行えることはもちろんだが,特に核医学検査の被ばく線量管理の機能が充実しているのが特徴だ。
(文責・編集部)
●お問い合わせ先
社名:株式会社イメージワン
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア6F
TEL:03-6233-3420
URL:www.imageone.co.jp/
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