医用画像博覧会 2020 エクセル・クリエイツ - ヘルスケアIT
統合型データ管理システム「FORZ」でより快適な医療データ管理を実現
2020-4-15
●一つのシステムで画像・検査・健診データを統合可能な「FORZ」
エクセル・クリエイツは,統合型データ管理システム「FORZ」シリーズを中心に展開している。FORZは,画像ファイリングや臨床検査,健診などの各部門システムを統合するもので,施設のニーズに合わせたシステムの構築が可能で,部門ごとのサーバやシステムの購入・保守が不要になる。各部門で保存していた各種データを一元管理でき,管理画面“LineView”では,画像やドキュメント,検体検査データなどを,患者ごとに時系列でサムネイル表示し,画像をクリックすれば,ビューワで確認できる。また,電子カルテなどのオーダリングシステムとも連携する。
●画像・文書の統合管理が可能なマルチモダリティPACS
マルチモダリティPACSは,DICOM画像(静止画・動画),JPEG,スキャン文書などのデータを一元管理することが可能で,LineViewと連携し,患者単位で時系列にデータを表示する。また,電子カルテと連携し,電子カルテからビューワを起動し,画像を閲覧することができる。さらに,キー画像付きの検査所見報告書や診療情報提供書の作成機能,MWMサーバ,マンモグラフィビューワなどの機能拡張オプションがある。
●多彩な機能で効率的な検査業務の実現をサポートする検体検査システム
検体検査システムは,リアルタイム進捗管理「進捗モニタ」や,患者情報管理やマスタの世代管理,精度管理などの各機能を搭載し,業務効率の向上をサポートする。機能拡張オプションも多彩で,健診システムや生理検査システムへの接続なども可能である。
●ニーズに応じた柔軟なカスタマイズが特徴の健診システム
健診システムは,人間ドックや特定健診,協会けんぽなどの各種健診に対応し,予約・受付から報告書・請求書発行までの一連の業務を支援する。報告書や帳簿類を自由に作成でき,検診結果の判定支援機能も搭載している。稼働後も大幅なカスタマイズが可能で,各種システムや機器との連携により,業務効率化をサポートする。
●医用画像を定量化するAI数値定量解析システム(研究用)
人工機能(AI)を用いたシステムとして,同社は,「AI数値定量解析システム」(研究用)を提供している。これは,テクスチャ解析ツールなどにより,CTやMRIなどのDICOM画像を解析,数値として定量化し,「イメージングバイオマーカー」として提供するもので,骨,脳,肝臓,肺,乳房の各部位,そして各種腫瘍のイメージングバイオマーカーの提供が可能である。また同社では,2013年の欧州放射線学会(ESR)ガイドラインに準拠したイメージングバイオマーカーの開発を行っており,研究や臨床試験への貢献につながることが期待される。
(文責・編集部)
●お問い合わせ先
社名:株式会社エクセル・クリエイツ
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