医用画像博覧会 2020 キヤノンメディカルシステムズ - US 
高画質と豊富なアプリケーションを搭載したフラッグシップ「Aplio i800」

2020-4-13

キヤノンメディカルシステムズ

超音波


「Aplio i800」

「Aplio i800」

キヤノンメディカルシステムズのAplio iシリーズは,同社のフラッグシップ超音波診断装置としてアーキテクチャをゼロベースで見直し,1から開発した装置で2016年に発売された。iBeam技術による高精細画像,Shear Wave Elastgraphy(SWE)やShear Wave Dispersion(SWD)などの肝硬度測定機能,CTやMRIなどをリファレンス画像として利用できる“Smart Fusion”といった豊富なアプリケーション,それらを簡単かつ素早く利用できるインターフェイスやサポート機能などで先進の超音波画像検査をサポートする。

超音波画像の基本となる画質の向上では,深部まで均一で密度の高い信号の送受信を可能にした“iBeam Forming”と,マトリックスアレイの独立制御で薄いスライス厚の制御を可能にする“iBeam Slicing”が大きく寄与している。iBeam Formingでは,深さ方向に絞ったビーム照射を可能にするMulti-Sync Pulser,より多くの受信信号を同時処理できるMulti-Beam Receiver,複数の受信ビームを重ね合わせて鋭いビームを形成できるMulti-Harmonic Compoundingで均一で高精細画像の描出を可能にする。また,iBeam Slicingでは,新たに開発されたintelligent Dynamic Micro-Slice(iDMS)プローブによって超広帯域な周波数帯域を実現している。
「Aplio i800」では,脂肪肝から肝炎,肝線維化,肝硬変と進展する肝疾患の各ステージの病態を把握するアプリケーション“Liver Package”として,Attenuation Imaging(ATI),Shear Wave Dispersion(SWD),Shear Wave Elastgraphy(SWE)により,肝疾患の診断をサポートする。
また,キヤノンメディカルシステムズの独自技術である低流速血流表示の“SMI(Superb Micro-vascular Imaging)”を,i-seriesの高感度,高分解能,高フレームレートでアップデートしたiSMIに加えて,24MHz,33MHzといった超高周波リニアプローブにも対応している。

(文責・編集部)

 
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●お問い合わせ先
社名:キヤノンメディカルシステムズ株式会社
URL:https://jp.medical.canon/

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