ISDを採用したモニタでは,今春のITEM in JRC 2008でも参考出品し,9月に発売した6Mサブピクセルの「MS 21i2」を出品した。2Mピクセルのモニタと並べて設置し,来場者が比較できるようにしている。2Mピクセルの画像よりも導入コストは少し上がるが,3Mピクセル同等の画像が得られるという。同様に9Mサブピクセルの「MS 31i2」を参考出品し,3Mピクセルのモニタと比較して,マンモグラフィ画像を表示し,来場者の反応を確認していた。製品化されれば,低コストでのマンモグラフィ用モニタとして提供できる。
また,フィルムレス化によって,施設内,またはグループ病院などの連携機関内でのモニタの品質管理が重要となってくるが,従来のソフトウエア「PM Medivisor」の機能をLANだけでなく,セキュアなインターネット環境で利用できる新バージョンの「PM Medivisor PRO」のプレゼンテーションを行っていた。ユーザーインターフェイスを改良し,さらに複数の施設間での品質管理を行える。
このほか,高輝度のカラーモニタとして,800cd/m2の3Mモニタ「CCL354i2」と950cd/m2の2Mモニタ「CCL254i2」,参照用モニタとして,「CV241R」,「CV207R」,「CV190R」も紹介していた。 |