その中で,同社が最も力を入れて紹介していたのが,ポータブルのX線撮影装置「MobileDaRt Evolution」。今年9月に日本国内でもリリースされたこの製品は,19.3(W) × 18.7(H) × 0.9(D) インチのFPDを搭載。撮影後3秒でモニタに画像表示する。最高出力は32kWにアップして短時間での撮影を実現し,小児などでもブレのないシャープな画像が得られる。米国では昨年,従来型の「MobileDaRt」がシェア40%以上を達成。デジタル化の動きが加速するなか,FPD搭載のポータブルX線撮影装置の普及も進んでいる。そうした市場の動きをにらんで投入した製品である。
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米国で好調なMobileDaRt Evolution |