RSNA2008の2日目となる12月1日(月),Scientific Sessionの1つとして,レイクサイドセンター・レベル3のE352ルームにおいて,Japan Presentsが行われた。日本医学放射線学会(JRS)との合同企画であり,CT,MRIにおける日本の臨床現場から生まれた新しい技術などが発表された。
座長は,東京大学の大友 邦氏と神戸大学の杉村和朗氏。合計7台の演題が設けられた。
まず,慶應義塾大学の栗林幸夫氏が“Introduction”として,CTアンギオグラフィと最新のFine-cell Detector CT(FDCT)について紹介した。続いて,藤田保健衛生大学の片田和広氏が“Development Area-Detector CT”と題し, Area-Detector CTの技術的特長と,頭部,心臓領域における有用性について報告した。そのほかの発表者と演題は次のとおり。
・高原太郎氏(ユトレヒト大学) |
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Diffusion-weighted Whole Body Imaging with Background Body Signal Suppression (DWIBS) |
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・赤羽正章氏(東京大学) |
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Non-Contrast MR Angiography |
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・三木幸雄氏(京都大学) |
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Diffusion Tensor Tractography of the Brain at 3 T |
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・大野良治氏(神戸大学) |
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Oxygen-enhanced MRI: Physiopathological Imaging in COPD |
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・吉満研吾氏(福岡大学) |
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T2* and T2 Mapping of the Liver before and after SPIO Administration: Correlation with Liver Function |
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・今岡いずみ氏(近畿大学) |
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A New Aspect of Uterine Imaging beyond Fast Spin Echo Images |
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