Hewlett-Packard Companyブースでは,「HP Medical Archive Solution」が展示された。多列CTをはじめとするモダリティから発生する大量のデータの保存が可能であり,患者情報への優れたアクセス性と高い安全性によって,快適な患者情報管理を実現している。同社は,医療用ワークステーションについてはOEMとしてモダリティメーカーなどに提供しているが,HP Medical Archive Solutionは診療所や病院に直接提供している。
医療用ワークステーションについては,OEM提供がベースとなるため,展示は行っていないが,現在,同社のマーケットシェアはワールドワイドで約40〜50%を占めている。マーケット自体は,特にインドや中国などを中心に,毎年15%程度の成長を続けており,より高性能なワークステーションに対するニーズも高い。こうした状況の中で,世界的な展開を行うベンダーに対してきめ細かいサポートを行うことが可能であることが同社の最大の強みであり,Workstation Business Unit Global OEM Program ManagerのJerry Krygier氏は,「実際にすでに多くの大手ベンダーにHPワークステーションが採用されていることが,当社製品の優れた品質の証であり,スピード,信頼性,ソフトウエアとのインテグレーションという最も重要な点を今後さらに磨き上げることで,臨床で役立つシステムを提供していきたい」と述べた。 |
左から,
Jerry Krygier氏
(Workstation Business Unit Global OEM Program Manager)
新井信勝氏(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
丹羽誠治氏(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
HP Medical Archive Solution |