例年同様,RSNAは8時30分からアーリー・クラウン・シアターで行われたプレジデントアドレスとオープニングセッションで幕を開けた。
“Connecting Radiology”という大会テーマを受けて,“The Evolution
of the Digital Age and Its Impact on Radiology's Future”というタイトルが掲げられた。
大会長であるR. Gilbert Jost, M.D.は,プレジデントアドレスのスピーチにおいて,放射線医学におけるデジタル化の歩みを概説した。それに引き続いて行われたオープニングセッションでは,Gerald
D. Dodd, III, M.D.がモデレーターを務め,James P. Borgstede, M.D.とPaul
J. Chang, M.D.が講演を行った。Borgstede氏の演題は,“With worldwide
image distribution, will Radiology became a commodity”。Chang氏の演題は,“Leveraging
Infomatics to enhance Radiology Relevance and Value”。
PACS,RISなどの医療情報システムやCADの登場により,放射線医学にどのような影響があったか,臨床での有用性や,経済的な面,患者のメリットなどについて触れられた上で,今後の技術の方向性などが両名から示された。
プレジデントアドレスの様子
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