コニカミノルタは,“Optimized Uninterrupted
Workflow”というコンセプトで展示を行っている。ワークフローの最適化は多くの施設にとって課題となっているが,今回,同社では新製品として,クリニックなどの小規模施設向けのCRシステムを新たに出展した。
この製品は,今年4月のITEM2007において,REGIUS Uniteaという製品名で出展したもので,CRコンソール機能に加え,画像ファイリング機能を搭載している。今後,電子カルテシステム導入など,クリニックのIT化が進んでいくと思われるが,そうした中で,フィルムレス環境を実現し,設置スペースやコストの削減などのメリットが期待されるシステムである。米国では,これを画像ファイリングシステムとしてではなく,コンパクトなCRシステムとして,「ImagePilot
CR System」という製品名で展開する。条件キーを選択することなく,カセッテを読み取り装置に入れるだけで,最適な画像が得られる自動処理機能を搭載。同社では暗室に変わるシステムであるとして,“Dark
room solution”と呼んでいる。
このほか,カセッテの品質を管理するための,QCシステム,QAシステムなども新しいアプリケーションとして紹介していたほか,米国での発売をめざすPCMシステム(REGIUS
PURE VIEW),コンパクトマンモグラフィもPRしていた。
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ImagePilot CR System
マンモグラフィ製品
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