表1 自民党の医療関連政策(具体策) |
1. 医療基盤整備・医療体制の安心確保 |
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必要な時に救急医療や産科医療を受けられる体制をつくり,救急医療や産科・小児科・へき地医療の担い手である勤務医を確保する。 |
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医療確保のために,医師数を増やすとともに,これまでにない思い切った補正予算を通じ,地域医療の再生や災害に強い病院づくりを進める。 |
○ |
医学教育の充実と勤務環境の改善や救急医療体制の整備等,地域医療の砦たる大学病院の医療体制を整備し,医師偏在の解消へ向けた臨床研修医制度とする。 |
○ |
社会保険病院・厚生年金病院については,地域医療の確保の観点から必要な病院機能を維持するよう対応する。 |
○ |
診療報酬は,救急や産科をはじめとする地域医療を確保するため,来年度プラス改定を行う。 |
2. 高齢者医療制度等の見直し |
○ |
全ての世代の納得と共感がより得られるよう,高齢者の方々の心情に配慮し,75歳を過ぎたサラリーマンの方は,引き続き支える側として,現役の制度に加入し続けられるようにするなど,年齢のみによる区分を見直す。 |
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高齢者の保険料負担が過大にならないよう,公費負担の拡大に取り組むなど,現行の枠組みを維持しながらよりよい制度への抜本的な改善・見直しを行う。 |
○ |
所得の低い方については,保険料の9割軽減措置を継続するとともに,外来の患者負担の月額上限を半減する。 |
○ |
高額療養費制度の見直しについては平成21年末までに結論を出し,実行する。 |
○ |
社会保障費2200億円の削減方針は撤回する。 |
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医師・看護師・その他の医療従事者の増員に努める医療機関の診療報酬(入院)を増額する。 |
3. 健康で安心できる国民生活の確保 |
<1> 健康づくり |
○ |
「健康日本21」を着実に推進し,「メタボリックシンドローム克服」など,健康寿命を延ばし,生涯現役で充実した人生を送るための施策を進め,「健康国家」の創設に向けた挑戦を続ける。 |
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次期国会において「口腔保健法案」の早期成立を図り,生涯を通じた8020運動を推進する。 |
<2> 新型インフルエンザなどへの対応強化 |
○ |
院内感染対策の徹底等による,罹患すると重症化するおそれのある基礎疾患を有する方や医療従事者等の感染防止対策の強化 |
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重症患者に対する適切な医療提供体制の確保 |
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感染拡大及びウイルスの性状変化を早期に探知するサーベイランスの実施 |
○ |
新型インフルエンザワクチンの速やかな製造と公的助成による接種体制の整備など,第二波に備え,公費助成を含めた体制整備に万全を期す。 |
<3> 難病対策,肝炎対策,がん対策の充実 |
○ |
助成の対象(現在45疾患)に緊要性の高い疾患(11疾患その他)を追加するなどの難病患者の医療費助成,難病の診断・治療方法の研究開発を進めるための難病研究拡充等,難病対策を充実させる。 |
○ |
「肝炎対策基本法」を制定し,B型・C型肝炎への医療費助成の拡大・充実を含めた総合的な肝炎対策に取り組む。 |
○ |
がん医療の充実や均てん化を行うとともに,患者の立場に立ったがん対策を充実させる。 |
<4> 医薬品・医療機器の安全・安心 |
○ |
有効で安全・安心な医薬品・医療機器を国民に迅速に提供し,さらには世界に向けて提供していくため,承認審査体制の充実と迅速化を図り,市販後安全対策を充実・強化する。 |
○ |
未承認薬の開発を推進するとともに,特別審査ルートを創設し,審査期間を12か月から6か月に短縮する。 |
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新型インフルエンザワクチンの開発・生産体制の強化や総合的なワクチン政策を進める。 |
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(「自民党政策BANK」より筆者一部修正) |