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取材報告

2010
日本HPが省スペース型ワークステーション「HP Z200 SFF Workstation」を発表

岡 隆史 氏
岡 隆史 氏

ジェフ・ウッド 氏
ジェフ・ウッド 氏

小島 順 氏
小島 順 氏

HP Z200 SFF Workstationを持つ岡 隆史氏とジェフ・ウッド氏
HP Z200 SFF Workstationを持つ
岡 隆史氏とジェフ・ウッド氏

HP Z200 SFF Workstationでの医用画像処理のデモンストレーション
HP Z200 SFF Workstationでの
医用画像処理のデモンストレーション

会場で展示されたZシリーズのラインナップ
会場で展示されたZシリーズの
ラインナップ

  日本ヒューレット・パッカード(株)は4月7日(水),日本の医療機関などの使用環境に最適な,省スペース型ワークステーション「HP Z200 SFF Workstation」を発表した。同日には,アルカディア市ヶ谷(東京都・千代田区)において記者発表会を行った。HP Z200 SFFは,同社のワークステーションであるZシリーズのエントリークラスに位置づけられる。高さ338mm×幅100mm×奥行き381mmという,従来モデルの1/3のコンパクト設計でありながら,インテル社の最新アーキテクチャを搭載。グラフィックカードは,プロフェッショナル向けの「NVIDIA Quadro FX380LP」,「ATI Fire Pro」を選択できる。市場で定評のある信頼性はそのままに,高性能を小型の筐体に収めたことで,設置場所が限定されることの多い医療機関での使用にも適している。同社としては医用画像処理ワークステーションやPACS,電子カルテシステムの端末としての利用を考えているという。

  記者発表会では,同社取締役副社長執行役員パーソナルシステムズ事業統括の岡 隆史氏がHP Z200 SFFの製品化にあたって,日本からコンパクトな製品の開発を要望したと説明。同製品が日本市場に最適なものであると強調した。また,米国ヒューレット・パッカードカンパニーからワークステーション・グローバル・ビジネスユニットのワールドワイド・ビジネス・マーケティングディレクターのジェフ・ウッド氏が来日。世界市場でシェア1位となっているワークステーション事業について紹介した上で,HP Z200 SFFのような信頼性,パフォーマンス,デザインの優れた製品で,医療分野などのシェアを拡大し,「日本で1番になる」と日本語でアピールした。これに続いて,日本ヒューレット・パッカードのパーソナルシステムズ事業統括ワークステーションビジネス本部本部長の小島 順氏が東京での製品生産や土日サポートなどによる信頼性の高さや環境への配慮などHP Z200 SFFの特長について説明を行った。

  HP Z200 SFFは,4月15日(木)から販売を開始する。価格は最小構成で12万225円(税抜き11万4500円)からとなっている。なお,記者発表会では,ワークステーション向けの新型モニタ2機種「HP ZR22w プロフェッショナル液晶モニタ」〔3万6750円(税抜き3万5000円)〕と「HP ZR24w プロフェッショナル液晶モニタ」〔5万7750円(税抜き5万5000円)〕も紹介された。併せて,プロセッサの変更してHP Z800,Z600,Z400のラインナップを一新したことも発表された(詳細はこちら)。


●問い合わせ先
日本ヒューレット・パッカード株式会社
PSG広報担当
TEL 03-3512-7120
http://www.hp.com/jp