GE横河メディカルシステム(株)は8月17日(金),本社(東京・日野市)において「創立25周年記念式典」を開催した。
式典では同社代表取締役社長兼CEOの熊谷昭彦氏(左)が25年間の歴史を振り返った上で,「市場の動向に対する理解をさらに深め,ユーザーの新しいニーズに対応していきたい」と,さらなる発展に向けて抱負を述べた。このほか,歴代役員の紹介などが行われた。また,創立25周年を記念した地域貢献事業の一環として,骨密度測定装置「A-1000
EXPRESS」を日野市に寄贈。式典には副市長の河内久男氏(右)が参加し,熊谷氏から寄贈の目録を手渡された。
A-1000 EXPRESSは2001年の発売以来約1500台の導入実績を持つ可搬型の骨密度測定装置。骨代謝の短い海綿骨を多く含む踵骨の骨量を超音波により短時間かつ非侵襲的に測定することができるため,被検者が受ける負担も少ない。同市は,市民の骨粗鬆症に対する予防意識の向上や骨量減少の早期発見に向けて,健康教室やイベントの中で装置を活用していく予定。
同社はこれまで同市主催の「健康フェア」への参加や,環境報告書の提出などを通して地域社会の発展にも積極的に取り組んできた。河内氏は挨拶の中で,「同社が長年にわたり,医療およびバイオサイエンスの最先端企業として地域に貢献されてきたことに感謝する」と馬場弘融市長のメッセージを読み上げた。 |