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シーメンス旭メディテック(株)は10月27日(金),高輪パークタワー(東京・品川区)において,新しいクオリティラインである「Rebio」のプレス発表会を行った。「Rebio」とは,回収した装置のうち消耗品以外の部品をメンテナンスして利用した製品であり,環境に配慮したシステムの名称である。
挨拶に立った代表取締役社長のスティーヴン・ファインバーグ氏(写真1)は,循環・持続可能な開発を続けていくとの概念を製品化したものが「Rebio」であり,日本でスタートしたこのプロジェクトを,今後は世界で展開していきたいと述べた。
続いて,同社マーケティング本部本部長のベルンド・レネバウム氏(写真2)が,「Rebio」の意義について,顧客側から革新性が求められ,短いサイクルでの新製品の導入が必要となるためであると説明した。また,同社マーケティング本部AXグループマネージャーの森 秀顕氏(写真3)は,「Rebio」を中古品ではなく,リターナルパーツを利用した新品と位置づけているとし,装置自体だけでなく,保証,アフターサポートも新品と同様であると説明。さらに,自然環境保護に配慮した機器を導入することは,社会への貢献度が高い取り組みであると同社の姿勢をアピールした。
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