記者発表風景
ジェラルド・
クライスターリー 氏
(写真1)
上條誠二 氏
(写真2)
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(株)フィリップスエレクトロニクスジャパンは9月11日(月),東京・港区のホテルパシフィック東京にて,記者発表会を行った。
ロイヤルフィリップスエレクトロニクス会長兼社長兼CEOであるジェラルド・クライスターリー氏(写真1)と,メディカル部門トップから(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン代表取締役社長に就任したばかりの上條誠二氏(写真2)が挨拶に立ち,フィリップスの今後の戦略について説明した。
クライスターリー氏は,医療システム部門が,将来的に同社全体の売り上げの1/3に達する可能性があるとし,アジアの売り上げの50%以上を占める日本市場の重要性を強調した。フィリップスのブランドとして“sense
and simplicity”を確立させること,また,ヘルスケアからライフスタイルに至るまでのイノベーションを提供していくことがフィリップスの根幹をなすものであるとの考えを示した。
続いて上條氏が,日本における同社の戦略について説明。半導体部門の分離独立後,日本での売り上げの2/3を医療機器分野が占めている状況に触れ,さらに,今後の医療分野の成長率を年間15%と考えていると述べた。また,ヘルスケア,ライフスタイル,テクノロジーの各分野をつなげることで“One
Philips”をめざし,新しい事業の機会を創出していきたいと話した。
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