小林直樹 氏
(写真1)
小林繭子 氏
(写真2)
大澤健男 氏
(写真3)
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奥田保男 氏
(写真4)
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(株)東陽テクニカは6月2日(金),3日(土)の2日間,同社本社ビル8階第1セミナー室において,第16回DICOMセミナーを開催した。今回のセミナーでは,国内でも普及が進むDICOMデータでのフィルムレス運用における問題点などについてモニタ読影分野,整形分野,マンモグラフィ分野に焦点を当てた講演,カンファレンスが行われた。
はじめに,同社画像システム部の小林直樹氏(写真1)が,「デジタル・マンモグラフィモニタ診断における精度管理と最新技術」と題して,日本におけるマンモグラフィ分野の現状と,専用モニタの性能や精度管理について述べた。
同社画像システム部の小林繭子氏(写真2)は「フィルムに代わるモニタの精度管理」と題して,JESRAガイドラインに則ったモニタの品質管理の手順などについて説明した。
また,同社画像システム部の大澤健男氏(写真3)が,「整形外科のデジタル化の現状と実例」と題して,現在進みつつある整形外科におけるフィルムレス化の現状やマーケットの特徴を説明したほか,専用ワークステーションの製品を紹介した。
最後に特別講演として,IHE-Jに準拠したフィルムレスシステムを導入した岡崎市民病院情報管理室の奥田保男氏(写真4)が,「岡崎市民病院におけるシステム構築とIHEへの適応」と題して,同病院におけるシステム導入の経緯やシステム構成,運用の実際などについて述べた。
会場には各日約80名の参加者が訪れ,DICOMへの関心の高さがうかがわれた。
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