セミナー会場風景
津坂昌利 氏
(写真1)
市川勝弘 氏
(写真2)
深津 博 氏
(写真3)
伊藤博敏 氏
(写真4)
立石敏樹 氏
(写真5)
座長,演者の先生方
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2月19日(日),愛知県芸術文化センター(名古屋)にてテラリコン・インコーポレイテッド,(株)エルクコーポレーション共催の「3D
PACS Solutionセミナー Aquarius in CHUBU 2006」が開催された。名古屋大学の津坂昌利氏(写真1)が世話人を務め,受講者数は120名を超えた。第一線で活躍している医師や診療放射線技師による「Aquarius」製品を用いた運用事例や最新技術をテーマとした講演,および新機能紹介やスキルアップセッションなどが行われた。
今回は,基調講演およびAquarius製品デモンストレーションに加えて,3D画像構築の基礎やその有用な運用方法を紹介する技術セミナーも新設された。
冒頭,テラリコン・インコーポレイテッド日本支店長の金山功一氏が開会の挨拶を述べ,プログラムはスタートした。
技術セミナーでは,藤田保健衛生大学の辻岡勝美氏と名古屋市総合リハビリテーションセンターの満島岳珠氏が座長を務め,名古屋大学の市川勝弘氏(写真2)が3D画像の種類や特徴,構築方法などについて,津坂氏が3D画像の遠隔利用について講演を行った。2005年発刊の小誌臨時増刊号『3D
PACS−−ネットワーク対応リアルタイム3Dイメージング』(20巻・5号)の内容を参考に,3D画像を構築する上での,基礎から応用までの実用的な技術紹介であった。
休憩とランチョンセミナーの2講演を挟んで行われた基調講演では,名古屋大学の石垣武男氏,福井大学の東村亨治氏,藤田保健衛生大学の井田義宏氏の3名が座長を務めた。名古屋大学の深津 博氏(写真3)がRSNA情報も盛り込んだ3D画像の最先端トレンドについて,京都府立医科大学の伊藤博敏氏(写真4)が今後必要な3D
PACSのあり方について,国立病院機構函館病院の立石敏樹氏(写真5)が循環器領域における3D画像の有用性と遠隔医療の地域的必要性について,講演を行った。
講演終了後には,製品の紹介とデモンストレーションが行われた。
本セミナーでは,3D画像とそれを運用するためのPACS,遠隔医療の有用性や必要性が紹介され,製品の機能,コスト面におけるメリットも取り上げられた。今後,病院全体でのフィルムレス化が進んでいくなかで,Aquarius製品へのニーズはますます高くなるだろう。
セミナープログラム |
●技術セミナー |
【技術セミナー1】3D 画像構築の基礎
座長:辻岡勝美(藤田保健衛生大学衛生学部診療放射線技術学科)
演者:市川勝弘(名古屋大学医学部保健学科放射線技術科学専攻)
【技術セミナー2】3D PACS構築法と遠隔医療への応用
座長:満島岳珠(名古屋市総合リハビリテーションセンター)
演者:津坂昌利(名古屋大学医学部保健学科放射線技術科学専攻) |
●ランチョンセミナー |
【1部】 AquariusNAS Serverのご紹介
上西龍二郎
(テラリコン・インコーポレイテッド アクエリアス製品事業部)
【2部】 光がもたらす次世代コミュニケーション
鳥居加代子(西日本電信電話株式会社名古屋支店) |
●基調講演 |
【基調講演1】 3D画像の潮流
座長:石垣武男(名古屋大学大学院量子医学分野)
演者:深津 博(名古屋大学医学部附属病院放射線部)
【基調講演2】 画像大容量化の中での3D画像診断
座長:東村享治(福井大学医学部附属病院放射線部)
演者:伊藤博敏(京都府立医科大学大学院医学研究科放射線診断治療学講座)
【基調講演3】 循環器領域におけるAquarius 製品の活用法
座長:井田義宏(藤田保健衛生大学病院放射線部)
演者:立石敏樹(独立行政法人 国立病院機構函館病院診療部放射線科) |
●Aquarius製品のご紹介 |
「AquariusNetStation」のご紹介
清水 聡(テラリコン・インコーポレイテッド アクエリアス製品事業部)
「AquariusNET Server」のご紹介
杉田純一(テラリコン・インコーポレイテッド アクエリアス製品事業部) |
●Aquariusデモンストレーション |
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