取材報告

2006
ナナオ「第2回EIZOメディカルセミナー2006」を開催

セミナー会場
セミナー会場

前田一哉 氏
前田一哉 氏
(写真1)

橋本憲幸 氏
橋本憲幸 氏
(写真2)

石垣武男 氏
石垣武男 氏
(写真3)

平田吉春 氏
平田吉春 氏
(写真4)

江本 豊 氏
江本 豊 氏
(写真5)

(株)ナナオは2月18日(土),ホテルグランヴィア大阪で「第2回EIZOメ ディカルセミナー2006」を開催した。病院情報システム管理者,診療放射線技師,放射線科医など,約100名の参加者を前に,医用画像表示モニタの特性,必要な品質管理についての解説,病院全体でのソフトコピー診断の運用経験が紹介された。

 フィルムレス運用のためのモニタ管理をテーマにした第1部では,同社取締役の前田一哉氏(写真1)が,「液晶モニタの特性と技術トレンド」と題して,LCDの動作原理や特性について説明した。また,同社映像商品開発部の橋本憲幸氏(写真2)は,「医用画像表示モニタの管理項目とその手法」と題して,JESRAガイドラインにもとづいたモニタの品質管理について解説した。また,今回新たに行われたQ&Aランチョンセミナー「初めてのモニタ精度管理」では,参加者から事前に集めた質問を,パネリストが回答する形式で行われた。名古屋大学医学部放射線医学教室教授の石垣武男氏(写真3),鳥取大学医学部附属病院放射線部の平田吉春氏(写真4)が座長を務め,江本 豊氏(藤田保健衛生大学病院医療情報部副部長 写真5),祐延良治氏(大阪大学医学部附属病院医療技術部放射線部門 写真6),松田恵雄氏(埼玉医科大学総合医療センター中央放射線部 写真7)らがパネリストの質問に答えた。

 ソフトコピー診断をテーマにした第 2部では,松田氏が「放射線部門における情報の統合と連携」,祐延氏が「大数量医用画像診断モニタ群の品質管理」,平田氏が「病院全体の診療という視点からのソフトコピー診断の検証」,江本氏が「モニタ診断によって変わる業務フロー」,アリゾナ大学客員教授の岡崎宣夫氏(写真8)が「米国での電子化に伴う画像管理体制の変化」という演目で,講演をした。

 会場には,デジタルマンモグラフィ表示モニタの新製品「G51-CLG」を含めた同社のモニタが展示され,多くの来場者から関心を集めていた。

祐延良治 氏 松田恵雄 氏 岡崎宣夫 氏
祐延良治 氏
(写真6)
  松田恵雄 氏
(写真7)
  岡崎宣夫 氏
(写真8)


セミナー会場内の製品展示 セミナー会場内の製品展示
セミナー会場内の製品展示


●問い合わせ先
株式会社ナナオ 営業1部メディカル課
TEL 03-5715-2014(代)
FAX 03-3458-7001
http://radiforce.com/jp/