東海大学医学部付属病院(幕内博康院長)で11月12日(土),2006年1月に開院する新病棟の竣工式が開催された。病棟の内覧会や祝賀会が行われ,出席した来賓や関係者など約1000名が完成を祝った。
803床の新病棟は約3年をかけて建設され,地上14階,地下1階の施設にはMRI 5台,CT
5台,手術室22室,屋上ヘリポートなどが設置されている。なかでも手術室は,実物大の模型に医療設備を設置して,事前に医師やスタッフが模擬手術を行うなど徹底的な検証が行われており,多用なケースに対応可能だという。また,治療中に血管撮影検査からMRIやCTへ容易に移動可能な世界初の“放射線診断・治療”,“手術”複合システム「MRXO(Magnetic
Resonance X-ray Operation suite)」を備え,治療効果の向上に努めていくという。
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世界初の“放射線診断・治療”,“手術”複合システム「MRXO」 |
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竣工式では新病棟の完成を祝い,テープカットが行われた。 |
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