テラリコン・インコーポレイテッドと（株）エルクコーポレーションは共催で，7月3日（日），大阪の梅田スカイビルを会場に「Aquariusプライベートセミナーin OSAKA2005」を開催した。内容は，テラリコン社の医療情報システム・医療用画像処理システムソリューションであるAquarius製品に関する基調講演とデモ・スキルアップセッションとなっており，雨天にもかかわらず100名以上が会場を訪れた。

　基調講演では，大阪大学医学部附属病院助教授・医療情報部副部長の松村泰志氏（写真1）が，「電子カルテとPACSの融合」と題し，また，京都府立医科大学大学院医学研究科放射線診断治療学講座の伊藤博敏氏（写真2）が，「画像大容量化の中での3D画像診断」と題し，それぞれの導入事例や運用事例を説明した。その後行われたデモを交えたユーザー会では，テラリコン社員と参加者らの意見交換会も行われ，参加者からは，「大学病院，大規模病院の導入・運用方法を詳細に説明してもらい，今後の検討に非常に役立った」，「3D PACSの運用例が示され，導入にあたって参考になった」，「3D画像を患者さんに見てもらうことに大きな意義を感じた」などの意見が出された。

　次回のプライベートセミナーは，9月17日（土）に東北・仙台で開催予定となっている。

熱心にビューワ画面に見入る 参加者

Aquarius製品について テラリコン社員と意見を 交わす参加者