取材報告

2005
「四谷メディカルキューブ」開設,
セコム医療システム(株)と提携

セコムメディカルビル


早川弘一 氏
早川弘一 氏
(四谷メディカルキューブ
理事長/院長)

 

成瀬岳洋 氏
成瀬岳洋 氏
(四谷メディカルキューブ
常務理事)

 医療法人社団あんしん会が,5月9日(月)に最先端医療センター「四谷メディカルキューブ」(東京都千代田区二番町7-7セコムメディカルビル内,早川弘一理事長/院長)を開設するのに先立ち,5月6日(金)に施設見学会を開催した。同センターは“最高の安心と最新の医療”を基本理念に,6つの特徴あるセンターが,それぞれ最先端の医療を提供することを目的としている。

 地上7階,地下1階の施設内には,「健診センター」,「画像診断センター」,「きずの小さな手術センター」,「内視鏡センター」,「ウィメンズセンター」があり,完全予約制で患者が納得いくまで医師と相談できる環境が整っているという。ス タッフは現在約100名,最大120名を予定している。

 また,「会員制健康管理センター」では,セコム医療システム株式会社の健康管理サービス「セコム健康くらぶKENKO」の医療サービスを受託し,各センターが随時相互に協力しながら,会員の人間ドック,日常の健康管理を行っていくという。

 記者会見では,理事長兼院長の早川弘一氏が挨拶に立ち,「がん,心臓病,脳血管疾患の3大成人病,なかでもがんの早期発見などに重点を置き,日本で一番の技術を誇って診断していきたい」と語った。また,常務理事の成瀬岳洋氏は,「都市型医療・最新の医療をもって,みなさんに安心を提供していきたい」と抱負を述べた。


1階受付カウンター
  健診センター   ウィメンズセンター
1階受付カウンター   健診センター
PETを含む人間ドックを実施。
その日のうちに診断結果を
聞くことができる。
  ウィメンズセンター
女性特有の疾患だけでなく,その他の疾患にも対応。内視鏡による低侵襲手術も行う。写真はデジタルマンモグラフィ(GE社製Senographe 2000D)
● 画像診断センター(中條秀信センター部長)
高度最先端の医療機器を使った検査を行い,院内の健診だけでなく,近隣の医療施設からの検査,専門の読影医による画像読影も受け付ける。
PET/CT(GE社製Discovery ST)   16列マルチスライスCT(GE社製LightSpeed PRO16)  
現在,最新鋭のPET/CT(GE社製Discovery ST)が2台導入されており,設置は3台まで可能である。   16列マルチスライスCT
(GE社製LightSpeed PRO16)
  1.5T MRI
(GE社製SIGNA EXCITE XL1.5T)

●問い合わせ先
四谷メディカルキューブ
TEL 03-3261-0401(代表) 
http://www.mcube.jp/