医用ワークステーション「Virtual Placeシリーズ」の発売元である(株)AZEが主催するセミナーおよび意見交換会「INNOVATIVE
AZE 2005 FUKUOKA」が,2月28日,ホテル日航福岡(福岡市博多区)において開催された。十二分に「Virtual
Placeシリーズ」を使いこなしてもらい,臨床現場の意見を的確に吸収していくために催される「INNOVATIVE
AZE 2005 FUKUOKA」は,昨年9月の名古屋,10月の東京に続くもので,九州地区のユーザーを中心に約80名の参加者が集い活発な質疑や意見交換が交わされた。
セミナーでは,山本晃義氏(共愛会戸畑共立病院放射線部)が「日常診療に役立つ! 腹部領域ワークステーション使用例」のテーマで,CTでのVirtual
Placeの使用事例を講演した。続いてMRIでのVirtual Placeの使用事例として,古賀祥一氏(天神会古賀病院21循環器内科)が「冠動脈MRAの解析法―curved
MRPの有用性―」で講演した。さらに,後藤和久氏(東芝メディカルシステムズ(株)MRI事業部)により「最新MRI装置について」のテーマで,最新のMRIの機能などについての講演が行われた。最後にAZEから「Virtual
Placeシリーズ」の機能が紹介され,セミナーは終了した。
AZEでは,名古屋・東京・福岡と続けて開かれたセミナー(INNOVATIVE AZE)が大変に好評であったため,今後大阪と札幌でも開催する予定である。
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