記念講演会の風景
挨拶する宮部安男 氏 (東芝住電医療情報システムズ 株式会社 代表取締役社長)
来賓挨拶をする桂田昌生 氏 (東芝メディカルシステムズ 株式会社 代表取締役社長)
来賓挨拶をする里村洋一 氏 (千葉大学医学部教授)
記念講演会をした宿沢広朗 氏 (三井住友銀行常務執行役員)
東芝メディカルシステムズ(株)と住友電気工業(株)は,病院情報システム事業を強化するため共同出資により,「東芝住電医療情報システムズ株式会社」を本年4月1日に設立した。この新会社設立を記念して,記念講演会および記念パーティが虎ノ門パストラル(東京・港区)において,7月14日に開催された。 東芝住電医療情報システムズ株式会社の代表取締役社長に就任した宮部安男氏は,設立記念パーティの冒頭で,新会社は“お客様に密着したメディカル・ソリューションパートナーを目指します”を経営理念に,病院情報システムを通して病院内連携の強化,医療機関相互の連携強化,医療サービスの質の向上,医療経営の質の向上に貢献することに努めることを表明。さらに,病院情報システムの企画から設計,開発,販売,構築,運用・保守サービスまで一貫して行う体制を確立することで,時宜を得たソリューションときめ細かいサービスを提供していきたいと挨拶した。 記念講演会では,為替のトレーダとして活躍しながら1991年ラグビーワールドカップで日本チームの監督として初の1勝を日本にもたらしたラグビー界の智将,宿沢広朗氏(三井住友銀行常務執行役員)が,「個人が輝くために(仕事,ラグビーを通して得たもの)」をテーマに講演した。同氏は,自らの経験から真のチームワークを持った強い組織(チーム)をつくるために必要なこととして,「戦略と戦術」,「リーダー」,「目標」の3つを挙げ,この3つがそろうことでチームワークが生まれ,勝てる組織(チーム)となると述べて,新会社の船出にエールを送った。