『画像診断機器関連産業2006』発刊
ITEM2006開催初日の4月7日（金），発刊発表会を行う

（社）日本画像医療システム工業会（JIRA）は，その活動や行政・社会への提言，各種統計データなどをまとめたJIRAとして初めての白書である，『画像診断機器関連産業2006』を4月6日に発刊した。4月7日から横浜市みなとみらいで開催された「国際医用画像総合展（ITEM2006）」の会場で，JIRAの桂田昌生会長や広報委員会の伴　隆一委員長らが出席して，発刊発表会が行われた。

　桂田会長は，「医療技術が日進月歩の進歩を見せている一方，この4月から全体で−3.16％の診療報酬改定が実施され，医療を取り巻く環境は厳しさを増しており，どのようにバランスをとっていくかが重要だ。技術の製品化におけるルールや手順の明確化，医療機器の購入から廃棄に至るまでの安全性確保のための仕組みをつくっていく必要がある。そのために『画像診断機器関連産業2006』を活用してほしい」と挨拶した。

　『画像診断機器関連産業2006』は今後，毎年発刊していく予定である。